【翔べ！白ロム】タスクキラーとキャッシュ削除でゴミを消してスマホを軽快に

スマホをずっと使っていると、だんだんと動作が鈍くなっていく。その原因の1つが「終了していないアプリ」だ。Androidのアプリは、常駐するタイプではなくても「完全に終了」しないアプリがある。これらはメモリの無駄遣いだ。「タスクキラー」と呼ばれるアプリを使って、ムダに溜まったメモリを解放しよう。

もうひとつスマホが遅くなる原因が「キャッシュデータ」だ。キャッシュデータとは、次に同じ動作を行うときに高速に行えるように一時的に保存するデータのこと。本来高速化のためのキャッシュデータだが、溜まりすぎると逆に遅くなったり、ストレージ容量を圧迫することにもなる。定期的に消してあげることで、スマホが遅くなるのを防ぐことができる。

「シンプルタスクキラー」で不要なタスクを終了させよう

シンプルタスクキラーはその名の通りシンプルなタスク終了アプリ。終了させたいアプリにチェックを入れて実行するだけで、アプリを簡単に終了できる。絶対に終了させないアプリを登録する「無視リスト」も搭載している。
しかしなんでもかんでもタスクを終了させればよいというものではない。アプリによっては、ログイン情報が消えたりするものもある。特に常駐しているアプリには要注意だ。明らかに今は必要ないアプリを選択して終了させよう。

・シンプルタスクキラー（日本製） – Google Play の Android アプリ

シンプルタスクキラーを起動すると、現在動作しているタスクが一覧表示される。上部にはCPU使用率やメモリの状態などが表示される。

動作を止めたくない重要な常駐アプリはチェックを外しておこう。チェックを外したら「タスク終了」をタップ。

チェックを入れていたアプリの動作が停止した。空きメモリは36MBから149MBに増えたぞ。サービスとして動作しているアプリは、動作を止めてもすぐに起動される。しかしムダなメモリは解放されているので、サクサクと使用できる。

タスクキラーは、スマホの動作が重くなってきたら使うものだ。絶対に動作を止めないアプリは無視リストに入れよう。アプリをロングタップして「無視リストに追加」をタップ。これでOKだ。

無視リストを見たい、または無視させないようにするには、メニューを押して「無視リスト」をタップ。無視リストに登録されているアプリが表示される。元に戻すには、チェックを入れて「チェックしたタスクを無視リストから外す」をタップだ。

どのくらいのメモリが削減できた？

上がタスクキル実行前、下がタスクキル実行後だ。空きメモリは36MBから149MBに増えた。113MBの削減に成功したぞ！

溜まりすぎたキャッシュデータは「1Tap Cleaner」で簡単削除

1Tap Cleanerは、キャッシュデータはもちろん、ブラウザや通話の履歴なども削除できるクリーナーアプリ。ワンタップですべてのキャッシュデータを削除できるほか、特定のアプリのキャッシュデータだけを削除することも可能だ。

・1Tap Cleaner – Google Play の Android アプリ

1Tap Cleanerを起動して「Cache Cleaner」をタップする。

それぞれのアプリが持っているキャッシュデータの量が赤文字で表示される。特定のアプリのキャッシュを消したい場合は、アプリの欄をロングタップしよう。

メニューが表示されたら「Uninstall/Details」を選択。アプリの詳細画面が表示されるので、「キャッシュを消去」をタップしてキャッシュデータを削除しよう。

すべてのキャッシュデータを削除する場合は、画面右上の「Claer all cached files」をタップ。確認画面が表示されるので「OK」をタップしよう。これですべてのキャッシュデータを削除できた。計15.68MBの容量が削減できたぞ。