「PC上のブラウザ上で見ている情報をスマートフォンに送る」という、PC/スマートフォンの連携用アプリは便利だ。いくらスマートフォンが使いやすいとはいえ、画面のサイズや操作性でPCには劣る。部屋でPCで情報を調べ、調べた情報をスマートフォンに送っておき、出先で必要になった時にスマートフォンから利用する……という使い方をマスターすれば、日々の情報収集や活用の効率が上がるぞ。
「Sleipnir Linker」は、PC上のSleipnir上で表示されている各種情報（電話番号や住所、テキストなど）を、Androidで受信するためのアプリ。後述するが、Android上で（Android版の）Sleipnirを使っている必要はない。PC上でSleipnirを使っている人であれば、Androidで使っているブラウザが（Android版の）Sleipnirであれ他のブラウザであれ、とりあえず入れておくべきアプリだ。

まず、PC版Sleipnir右上のアイコンから、「Fenrir Pass」のログインを行う。

アカウントを作成していない場合は「新規アカウントを作成」。このアカウントがあると、PC版SleipnirとAndroid版Sleipnirの間で、ブックマークの同期などを行うことができる。が、今回紹介するのは、PC版SleipnirとAndroidの「Sleipnir Linker」の連携。Android版Sleipnirは使わないので、Android上で使っているブラウザは何でもOKだ。

次にAndroid上で「Sleipnir Linker」をインストールし起動。初回起動時に「ログイン」をタップ。

先ほど作成した「Fenrir Pass」でログイン。

PC版Sleipnir上で電話番号をタップすると……。


電話番号がAndroidに送信される。

同様に、住所などの文字列を選択して右クリック「モバイルに送る」で……。

文字列がAndroidに送信される。「Sleipnir Linker」の画面や、通知画面からアクセス可能だ。

送信された住所を、「マップで開く」ことなどができる。

目的地のアクセス情報をPC上で調べ、住所が出てきたらとりあえずAndroidに送っておく、出先で迷ったら「Sleipnir Linker」（や通知画面）からマップを開く、といった使い方が可能だ。

テキストを送ることもできる。

クリップボード共有アプリとして利用することも可能だ。

参考