Gmailなどでも多彩な画像を埋め込んだデコメを送れるメーラーアプリ「NetFront Communicator」

メールの文中に絵文字を埋め込んだりして装飾できる「デコメ」は、spモードメールなどのキャリアメールではおなじみの機能だが、GmailやK-9 MailなどAndroidで定番のメーラーアプリでは作成することが出来ない。
携帯電話会社を乗り換えてもそのまま使えるGmailなどをメインで使いたいが、デコメが使えないと物足りないという人は、デコメ作成機能を備えた「NetFront Communicator
を使ってみよう。Gmailだけでなく、Yahoo!メールやその他のIMAPでの受信に対応した電子メールサービスのアカウントも使用可能だ。
あらかじめ600点以上もの絵文字画像が内蔵されている他、SDカードに保存した画像も埋め込むことがも出来、多彩なメールを作成可能だ。
また、フォルダアイコンの変更機能なども用意されており、好みにカスタマイズした環境で楽しくメールをやりとりできるぞ。

なお、「QuickShortcutMaker」などのショートカット作成アプリを使えば、直接メール作成画面を呼び出すこともできるので、普段のメールの読み書きにはGmailなど他のメールアプリを使い、デコメを送りたいときだけNetFront Communicatorを使うという使い方をしてもいいだろう。Gmailでは、NetFront Communicatorで送ったメールも、公式アプリやWeb版の「送信済みメール」確認できるぞ。

NetFront Communicator(デコメ・メール) – Google Play の Android アプリ




001
初回起動時には、メールサービスのアカウント登録画面が表示される。GmailやYahoo!メールは、種別を選択してユーザー名とパスワードを入力すれば設定完了だ。その他のIMAPによる受信に対応したメールサービスを使いたい場合は「その他」を選択して、サーバのアドレスなどの詳細設定を行なおう。今のところ、受信方式がPOPのみのサービスには未対応だ。


002
起動するとこのようなフォルダ一覧が表示される。左下の「新規作成」でメールを新規に作成可能だ。


003
新規メール作成画面では、「To」の欄の右の「@」ボタンを押せば、連絡先や送受信履歴から宛先アドレスの選択が可能だ。


004
下部の本文欄をタップすると文章入力状態になる。入力種別で「絵文字」を選択すると、このようなカテゴリごとのタブに分類された様々な画像一覧が表示され、タップした画像を埋め込める。下部のツールバーからスペースや改行、削除などの操作も可能だ。


005
「装飾」では、テキストを選択して文字の大きさや色などを変更可能だ。


006
「装飾」の「挿入」では、カメラアプリや画像選択アプリで取得した画像を埋め込み可能だ。


007
送られたメールは、HTMLメールに対応したメーラーなら大抵は表示できるぞ。


受取ったメール内の絵文字や自前のアイコン画像を埋め込む


008
受取ったメール使ってみたい絵文字が埋め込まれていたら、メニューから「絵文字保存」を実行しよう。


009
保存できる画像の一覧が表示されるので、項目を選択して「保存」を押そう。選択した画像がSDカード上に保存されるぞ。


010
保存された画像は、「/sdcard/com.access_company.android.nfcommunicator/MyFolder/DEmoji」というフォルダに保存される。手持ちの画像を絵文字欄から素早く埋め込みたい場合は、ファイルマネージャアプリでこのフォルダにコピーしておこう。なお、一度「絵文字保存」を実行するまでこのフォルダは作成されないようだ。


011
このように、絵文字入力モードの「保存した絵文字」タブに、絵文字フォルダ内の画像が表示され、他の絵文字と同様に埋め込める。


見た目や着信音を好みにカスタマイズ


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メイン画面のフォルダは、長押しするとドラッグ状態になり並び替えを行なえる。また、メニューの「フォルダ編集」からはフォルダのデザインを変更可能だ。


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メイン画面のメニューの「フォルダ編集」を実行し、デザインを変更したいフォルダをタップすると、このような画面が表示され、選択した色と絵柄に変更できる。SDカード上の画像を使いたい場合は、「ギャラリーから写真を選択」を押そう。


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「ギャラリーから写真を選択」を押し、画像選択アプリでSDカード上の画像ファイルを選択すると、このような切り抜き範囲選択画面が表示される。円をドラッグで移動し、右上の矢印をドラッグして、フォルダアイコンとして使いたい範囲を選択しよう。


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メイン画面のメニューの「設定」からは各種の設定を行なえる。


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設定の「作成・送信」では、メールの送信時の動作を設定出来る。メールの末尾に自動挿入する内容を設定する「署名」では、メール本文と同様に絵文字なども使用可能だ。


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設定の「デザイン」では、背景画像を設定出来る。


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「通知」では、新着メール受信時の通知方法をカスタマイズ可能だ。


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「ESファイルエクスプローラ」などファイル選択アプリとして動作するファイルマネージャがインストールされていれば、着信音選択メニューに表示され、SDカード上の任意の音声ファイルを着信音として選択可能だ。


メール作成画面を直接呼び出すショートカットを作成

QuickShortcutMaker – Google Play の Android アプリ


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QuickShortcutMaker」をインストールし、ホーム画面などのショートカット作成メニューから「アクティビティ」を選択しよう。


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呼び出し可能な画面の一覧が表示されたら、いくつかある「NetFront Communicator」のうち、下に小さく表示されるコンポーネント名の末尾が「ComposerSterter」になっている項目を選択しよう。


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必要に応じてキャプション文字列やアイコンを設定し「OK」を押せば、ショートカットが作成される。


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なお、普段のメール受信を他のアプリで行なう場合は、設定の「受信・表示」で「メール自動受信」のチェックをオフにしておくといいだろう。

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2012年07月15日15時36分 公開 | カテゴリー: ソーシャル | キーワード: | Short URL
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