横フリックでページを切り替えるフィードリーダー「Googleカレント」は段組表示で見やすくなる横画面での利用がオススメ

Googleカレント」は、ブログやニュースサイトなどのRSS/Atomフィードを登録してまとめて閲覧できるフィードリーダーだ。画面を左右にフリックすることで前後のページに切り替わる雑誌風のインターフェイスなど、iPhone/iPadで人気の「Flipboard」を意識した作りとなっている。
フリックによるページ切り替えは、通常のWebブラウザなどの縦スクロールに慣れていると使いにくそうだが、端末を横向きにしている場合の使い易さは抜群だ。通常の縦スクロールでは、狭い縦方向への正確なスクロールが難しく、スクロールし過ぎてしまいがちだが、フリックによるページ切り替えなら素早く確実に1ページずつ読み進められるのだ。また、テキストが左右2列に分割された段組で表示されるため、1行が画面の横幅一杯に表示されるよりも視線移動が少なくて済む。
フィードの登録方法としては、「Googleリーダー」に登録されているフィードからの選択に加え、フィードの検索機能や、カテゴリ分類された人気・おすすめのフィードなども用意されている。いちいちGoogleリーダーから取り込むのは面倒だが、パソコンでは大量のサイトをチェックしつつスマホでは主要なサイトのみをチェックしたい場合などには、手軽に使い分けられて便利だ。
また、おすすめフィードは今のところ英語のサイトばかりだが、登録したフィードを翻訳して表示する機能が内蔵されているので、海外サイトの情報に興味がある人なども試してみるといいだろう。

Google カレント – Google Play の Android アプリ



001
Googleカレントを起動すると、登録しているフィードの一覧画面が表示される。まずは「+」ボタンを押してフィードの登録作業を行なおう。


002
「+」ボタンを押すと、おすすめフィードのカテゴリ一覧が表示される。Googleリーダーに登録してあるサイトを登録するには、一番下の「Googleリーダー」を選択しよう。



003
検索ボタンを押すとキーワード入力欄が表示され、他のユーザーがGoogleリーダーに登録しているフィードなどが検索される。なお、フィードのURLを直接入力すると登録画面が表示されるが、誰もGoogleリーダーに登録していないURLなどは今のところ正常に登録できないようだ。


004
カテゴリや検索結果の一覧で、右の「追加」を押せば、Googleカレント上に追加できる。


005
登録が完了すると、トップ画面の一覧にアイコンが追加される。メニューから設定やフィードの整理を実行可能だ。


006
「ライブラリの管理」では、登録したフィードを削除したり、左端のつまみをドラッグして表示順を並び替えられる。


007
設定画面では、オフライン閲覧のよう画像の保存の有無や同期の実行タイミングなどを設定出来る。


008
トップ画面で登録したサイトを選択すると、記事の一覧が表示される。


009
記事をタップすると、このような画面で本文が表示される。


010
画面を左右にフリックすることで、前後のページに切り替えられる。最後のページからは、次の記事に進めるぞ。


011
端末を横向きに持った場合、このように左右に分かれた段組形式で表示される。


012
記事表示画面の上部をタップしたときに表示されるツールバーからは、他のアプリへURLを受け渡す「共有」を実行できる。また、メニューからは外国語のサイトの翻訳などを実行可能だ。


013
英語のサイトのメニューで「日本語」を選択すれば、日本語化された状態で記事を閲覧できるぞ。

関連記事

2012年07月09日21時53分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事