モバイル回線でのみOpera Miniを使いたければ「Smart Browser Chooser」で自動選択させよう

Opera Mini」はOpera社が用意した中継サーバ上で前処理を行い、ページ描画に必要な情報だけを圧縮して転送するなどの工夫により、通信量を大幅に削減できるブラウザだ。低速なモバイル回線でもページを高速に読み込め、「b-mobile」などの従量型プランでは料金の節約にもなる。
だが、描画方法が特殊なため、JavaScriptを多用したサイトなどは正常に表示できないことが多く、ほかのブラウザとの併用する必要がある。
ブラウザを使い分ける方法はいくつかあるが、3G回線では常にOpera Miniで通信料を節約し、Wi-Fi接続では表示に不具合のない標準レンダリングエンジンのブラウザを使いたい場合は、「Smart Browser Chooser」を使おう。回線の種類ごとにブラウザを登録して、このアプリをWebページを開くときのデフォルトアプリに設定しておけば、SNSクライアントなどのアプリからWebページを開くときに、接続中の回線に応じたブラウザを起動してくれるぞ。

smartbrowserchooser_001ほかのブラウザをWebページを開くときのデフォルトアプリに設定している場合は、端末設定の「アプリケーション」→「アプリケーションの管理」などからアプリの詳細画面を開き、「デフォルトでの起動」の「設定を消去」を実行しておこう。

smartbrowserchooser_002Smart Browser Chooserを起動すると、このような画面でネットワーク種別ごとのブラウザ割り当てが表示される。

smartbrowserchooser_003ブラウザをタップすると、ブラウザの選択画面が表示されるので、各ネットワークで使用したいブラウザを選択しよう。

smartbrowserchooser_004「Set as default browser」を押すと、GoogleのURLが開かれるので、「常にこの操作で使用する」にチェックを入れて、Smart Browser Chooserを選択しよう。

Smart Browser Chooser
Opera Mini

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2011年10月24日22時40分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, | Short URL
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