赤外線リモコンを備えた家電をスマホアプリや「Amazon Echo」などのスマートスピーカーから操作できるようにするスマートリモコンは、最近では2000円前後のお手頃価格の製品も登場してきている。
この記事では、多くの格安スマートリモコンで使われている「Tuya Smart Life」のアカウントを「Amazon Alexa」と連携させて、登録した家電を音声で操作する方法を解説するぞ。
Alexaのスマートホーム機能では、電源オンなど限られた操作しかできないが、Smart Lifeアプリ側で別々の機器の電源ボタンとしてボタンを登録しておけば、どんなボタンでも操作させられる。好きな文言で呼びかけたときにスマート家電の操作などを実行させられる「定型アクション」の機能を利用すれば、「Alexa、テレ東をつけて」で7チャンネルに切り替えるなど、様々な操作を音声入力で実行させられるようになるぞ。

ブラウザでAlexaを使用しているAmazonアカウントにログインしたら、「Smart Life」のAlexaスキルのページにアクセスし、「有効にする」ボタンを押そう。

・Amazon.co.jp： Smart Life: Alexaスキル

ブラウザのポップアップブロックのメッセージが表示された場合は、許可を実行してから再度「有効にする」ボタンを押そう。

このようなTuya Smart Lifeのログイン画面が表示されるので、スマホにTuya Smart Lifeアプリをインストールしたときに登録したメールアドレスとパスワードを入力して「Link Now」ボタンを押そう。

このような画面が表示されたら、「Authorize」ボタンを押して連携登録を完了させよう。

Amazonの画面に戻るとこのようなメッセージが表示されるので「端末を検出」を押そう。

Web版のAlexa管理画面が表示され、検出されたスマートホームデバイスが一覧表示される。検出が完了すれば、「Alexa、○○つけて」などの呼びかけで操作できるはずだ。

定型アクションで好きな文言で家電を操作

スマホやタブレットのAlexaアプリを開いたら、左上のメニューボタンで表示されるメニューの「定型アクション」を選択しよう。

定型アクションの管理画面が表示されたら、右上の「+」ボタンで新規アクションの作成画面に進もう。

アクションの作成画面では、実行条件とアクションの2つを設定する。

「実行条件を設定」では、特定の文言で呼びかけたときに発動させる他、特定の時間になったら発動させたり、センサー付きスマートホームデバイスで特定の状態が検出されたときに発動させることも可能だ。

「開始フレーズを設定」を選択するとこのような画面が表示されるので、操作に使いたい文言を入力して、下部の「保存」ボタンを押して、実行条件の設定を完了させよう。

「アクションを追加」を押すとアクションの種類の一覧が表示されるので、家電を操作させたい場合は「スマートホーム」を選択しよう。

Alexaに登録されている機器の一覧が表示されるので、操作させたい項目を選択。

実行できる操作の種類が表示されるので、操作を選択して「次へ」を押そう。

アクションは複数登録することも可能だ。全てのアクションを登録し終わったら、「保存」を押して定型アクションの作成を完了させよう。

定型アクションを作成すると、管理画面に一覧表示される。右側の再生ボタンを押すと、呼びかけずに動作を実行させられるぞ。

ボタンを押して正しく動作することが確認できたら、登録した文言で呼びかけてみよう。上手く応答してくれない場合は、「設定」画面の「Alexaアカウント」→「履歴」画面で認識結果を確認して、認識されやすい文言に修正しよう。

「Tuya Smart Life」アプリを使用する安価なスマートリモコンは、色々なメーカーから発売されているので、好みの物をゲットしてリモコン家電のスマートホーム化に挑戦してみよう。

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