「Fire HD 10」は擬似的な筆圧検知が可能でスケッチブック代わりに最適

001手ごろな価格で手に入るAmazonの「Fire」タブレットシリーズ。「Fire 7」「Fire HD 8」「Fire HD 10」の現行モデル3機種の内で一番大画面の「Fire HD 10」は、CPU性能なども他機種より優れているが、公式の比較表には書かれていない長所の一つに画面がタッチ面積の検出に対応しているという点がある。
タッチ面積は先端で軽く触れれば小さく、押し込むように触れれば大きくなるので、ペイントアプリなどで擬似的な筆圧対応を実現できるのだ。
Amazonアプリストアで人気の「ArtFlow」では、設定の「タッチプレッシャーをシミュレートする」を有効にすることで、ペンの太さや濃さをタッチ面積に応じて変動させられる。Gペンや毛筆のような強弱の付いた線をスラスラ描くことは難しいが、太さの違う線を素早く使い分けられるだけでもかなり便利だ。
8インチの「Fire HD 8」でも絵を描くには十分な広さがあるが、スケッチブック代わりにしたいなら断然「Fire HD 10」がおすすめだぞ。

※2019年に発売された新型Fire HD 10では、残念ながらこの機能は削除されてしまったようだ。

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指先では軽く触れただけでも強いタッチとみなされてしまうので、擬似筆圧を活用するにはタッチペンが必要だ。ペン先が実際のペンのように細くなっている物ではなく、柔らかいドーム状になっている物を選ぼう。

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ArtFlow」で擬似筆圧を利用するには、画面左の「>」をタッチすると表示されるレイヤー操作パネルの歯車のアイコンから設定画面に進み、「ペインティング」→「タッチプレッシャーをシミュレートする」のチェックをオンにしよう。

Amazon.co.jp: ArtFlow – Sketch, Paint, Draw: Android アプリストア


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このように、タッチの強さによって太さや濃さの変化する線を描けるようになるぞ。
画面右の「<」で表示されるペン先選択画面では、「可変サイズ」「可変フロー」がオンになっていると、それぞれ線の太さ・濃さをタッチ面積に連動させられる。 右上の調整つまみのアイコンをタッチすると、可変サイズの最大・最小などを調節できる詳細設定画面に切り替わるので、描きやすいように調節しよう。

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2018年08月07日00時04分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード:, | Short URL
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