朝日新聞社は5月11日、「バーチャル高校野球」を開設することを発表した。「バーチャル高校野球」は朝日放送（ABC）と共同で、全国高等学校野球選手権大会のコンテンツを提供する統合サイト。ライブ中継動画では、全国選手権の全試合と、地方大会の決勝（約２０試合を予定）を、パソコン、タブレット、スマートフォン上で無料で視聴することができる。また、中継動画のカメラアングルを切り替えて楽しんだり、一球ごとに球種などをデータで確認出来たりするほか、ユーザーが好きなシーンを切り出してハイライト動画を作ることも可能。サービス提供期間は7月15日から8月31日を予定している。

スマートフォン、タブレットに対応・試合状況を1球ごとに伝える「一球速報」も実施

「バーチャル高校野球」では、地方大会は決勝（約20大会を予定）の中継動画を、全国選手権大会では全試合の中継動画を配信。PCやタブレット、スマートフォンを通じて、地方大会から全国選手権大会まで、ライブで楽しむことができる。

昨年まで「朝日新聞デジタル」の会員限定だった一部コンテンツも無料開放され、より充実したコンテンツを楽しむことができるようになった。動画を視聴できないユーザーには試合速報も提供する。また、試合状況を1球ごとに伝えるリアルタイム表示サービス「一球速報」も行う予定。

今年の夏の大会は、1915年にスタートした全国高等学校野球選手権の誕生から100年目。朝日新聞は今後、高校野球コンテンツをさらに充実させて新しいオンラインスポーツ観戦の方法を提供していく予定だ。

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