イナゴ株式会社は、Andoroid端末上で動作するデジタルアシスタント「mia（ミア）」を製作し、Google Playを通じて公開を開始した。デジタルアシスタントとは、ユーザーとの対話から情報検索や端末操作を支援するアプリで、 飲食店や地域情報、天気予報、乗換案内、イベントなどの検索や、音楽再生、スケジュール管理、電話、メールといった操作の補助まで、スマートフォンユーザーの行動をサポートする。

対話することによって目的を絞り込んでいくことが可能

miaを作ったのは、名作熱帯魚飼育ゲーム『AQUAZONE』の製作スタッフだ。
miaでは、近くで食事をしたいと思った時に、「レストランを探して」と話しかけることで、miaが周辺のお店を探してきてくれる。その後、和食や中華料理、ラーメン、パスタ、焼肉などの料理の種類や、2000円、3000円くらいなどの価格帯、個室や禁煙席などといった希望をmiaが質問してくるので、それらに答えていくことによって、最適な食事場所を絞り込んでいくことができる。
miaとのコミュニケーションは音声を使うのが基本だが、利用する場所や状況に合わせてテキスト入力やアイコンのタップだけの操作も可能となっている。このため、屋外や電車の中など声で話しづらい場所では、モバイルモードで人目を気にすることなくmiaと会話することができる。