間違ってデータを削除してしまった、いらないと思って削除したけどやっぱり必要だった。そんなときPCだったらゴミ箱があるので、ゴミ箱からデータを修復できるが、スマフォだとそうもいかない。基本的にはスマフォで削除したデータは戻ってこない。PCにつないで何らかのレスキューソフトを使う、といった裏技がなくはないが、実際よくわからなく敬遠してしまう。しかし、事前に「Dumpster」をインストールしておけばPCにつなぐ必要もなく簡単に修復できる。ユーザーはアプリをインストールして初期設定をしておくだけでよい。
「Dumpster」はデータを削除してもPCのゴミ箱のように一時的にデータを避難させてくれるアプリだ。データの修復は「Dumpster」を開いて削除したデータ一覧から修復したいデータを選ぶだけ。アプリをインストールしているだけで万が一を避けられる。スマフォを持つなら是非インストールしておいてほしいアプリだ。
・ Dumpster-GooglePlayのAndroidアプリ

Dumpsterをインストールして開くとまず、上記左の利欲規約画面が出てくる。この画面は受け入れるを画面して先に進もう。
次に表示されるのは削除したさいDumpsterに避難させるファイルの種類を選ぶ画面だ。復元できるものは画像だとJPG、PNG、GIF等、音楽だとMP3等、PDFといった文書から動画まで避難させることができる。ここはデフォルトのままにしてすべて選択しておこう。設定は後で変更することもできる。

設定が終わるとこの画面になる。ここまでくれば後は放置しておいても問題ない。スマフォを使っていてデータの削除を行えば、削除されたデータはこの一覧に追加されていく。削除したデータを修復したいときだけ開けば十分だ。



データの修復は一覧の中から修復したいデータを選ぶだけだ。するとダイアログが表示されるので修復するを選べば、元あった場所にデータが戻っている。





削除したデータが溜まってきて、「Dumpster」からもデータを削除したいという場合はメニューを開いて削除しよう。一気にすべて削除してしまうことも、削除するデータを自分で選ぶこともできる。メニューのオプションからは最初に設定した避難させるデータの設定を変更することもできる。また同じ画面で、「Dumpster」のデータ保持期間を定めることもできる。最短で１週間、最長で自動削除機能の停止である。この機能を有効活用すれば、いらないデータを手間いらずで削除していくこともできるが、「Dumpster」から削除されたデータの修復は困難になるので注意が必要だ。