どこにでも持ち運べてタッチパネルで直感的に操作できるというスマホの利点を活用できるアプリの代表格と言えば地図アプリだ。
GPSと連動して現在位置付近の地図を表示、キーワード検索で目的地を素早く発見でき、タッチ操作によるスクロールや拡大縮小で広範囲の地図も楽々見渡せるなど、紙の地図とは比べものにならないくらい便利に利用できる。
大抵のAndroidスマホに標準搭載されている「Googleマップ」は、道順案内や渋滞情報、大型施設内の地図、ストリートビューなど様々な機能を搭載しており、多くのユーザーが愛用する定番アプリとなっている。
あんスマでも何度も取り上げているが、最近のバージョンアップで大幅にインターフェイスが変更されたので、改めて一通りの機能の使い方を解説するぞ。

マップで現在位置を表示させるには、Androidの設定の「位置情報サービス」で位置情報機能を有効化しておこう。

「マップ」は、標準ホーム画面のアプリ一覧では「便利ツール」カテゴリに置かれている。

マップを起動すると、現在位置周辺の地図が表示される。画面右下のアイコンをタップすれば、いつでも現在位置周辺に戻ることが出来るぞ。

画面のドラッグでスクロールできる他、2本指でのピンチ操作で拡大や縮小、2本指でタッチしてひねる操作で回転などが行なえる。

ショッピングモールなどの大型施設では、施設内の地図も表示できる場合がある。右に表示される数字をタップすることで、階が切り替わるぞ。

画面左下のメニューボタンをタップすると、このようなメニューが表示される。

「交通状況」では、道路の渋滞などの情報を地上に表示させられる。

「航空写真」では、このような航空写真表示に切り替えることも可能だ。

施設名やアイコンをタップすると、画面下部に詳細情報が表示される。施設情報がない場所でも、長押しすると住所などの情報を確認可能だ。

画面の上部の「検索」と表示されているバーをタップすると、検索画面が表示され、キーワード入力で施設などを検索できる。また、「周辺のスポット」や「サービス」では、ジャンルから近くの施設を探すことも出来るぞ。

検索で該当する施設が見つかると、地図上にマーカーが表示される。画面下部の詳細情報欄では、左右スワイプすることで前後の検索結果に移動できるぞ。

検索結果の表示中は、キーワード表示部の右の「≡」のようなアイコンを押すことで、検索結果の一覧画面に進める。店名などを見て目当ての施設を探したい場合に利用しよう。

画面下部に表示される詳細情報画面を上にドラッグすると、このような情報画面が表示される。「保存」を押せば、地図上に☆マークを付けておくことが出来るぞ。

詳細画面の「ストリートビュー」を押すと、このような風景写真が表示される。画面ドラッグで360度を見渡すことができ、下部の矢印を押すことで道に沿って別の撮影地点に移動することも可能だ。

施設情報の横に青色で表示される「**分」のような表示をタップすると、その施設までの道順案内画面に進める。上部のアイコンで、車、公共交通機関、徒歩のみの切り替えが可能だ。公共交通機関の画面では、所要時間だけでなく料金も表示されるぞ。

道順の一覧を選択すると、このように地図上にルートが表示される。

「ナビ開始」を押すと、現在位置が中央に固定された画面で道順を案内してくれるぞ。