青空文庫に柳田国男「遠野物語」など昨年末で著作権が切れた人気作が新規収録

aozora2013_000青空文庫」は著作権保護期間が終了した文学作品などをテキストデータとして公開している電子図書館サイトだ。
日本での著作権は著者の死後50年経過後最初の1月1日で消滅するため、青空文庫では毎年1月1日に新たに著作権が消滅した作品を一挙に公開するのが恒例となっている。今回公開された中には、大河ドラマの原作にもなった吉川英治の「私本太平記」や、東北地方の民話などを集めた柳田国男の「遠野物語」など有名な作品も多いので、まだ読んだことがない人は要チェックだ。

なお、作業中 作家別作品一覧:吉川 英治によると、「私本太平記」は現在公開済みの1~2章だけでなく、残りの全章も公開準備が完了済みで、2月上旬までに順次公開されていく模様。また、「宮本武蔵」が校了、「三国志」も校正の段階に入っており、そう遠くないうちに公開されそうだ。

Androidには、青空文庫のテキストを快適に閲覧するためのビューアアプリが多数存在する。青空文庫のサイト上から直接テキストを読み込む機能が備わっている物も多いが、ネットに繋がっていないオフラインの状態では、あらかじめダウンロードしておいた作品しか読めないのが難点だ。
そこで、あんスマでは、昨年9月から青空文庫の全作品をまとめた圧縮ファイルを公開している。こちらも2013年の新規収録作を追加した版に更新してあるので、オフライン状態で名作を読み漁りたい人は活用して欲しい。

青空文庫.7z – Google ドライブ




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圧縮ファイルはGoogle Drive上で公開しているので、ブラウザなどでアクセスしてダウンロードしよう。
青空文庫.7z


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7z形式の圧縮ファイルに格納されたファイルを取り出すアーカイバとしては「ZArchiver」がおすすめだ。起動したら、「/mnt/sdcard/Download」などダウンロードしたファイルが有るフォルダに進んで、ダウンロードしたファイルをタップし、メニューから「Extract to ./<Archive name>/」を実行しよう。「Extract here」などで既存のフォルダ上に直接展開してしまうと、作者名のフォルダが大量に出来て既存のファイルと混じってしまうので注意が必要だ。

ZArchiver – Google Play の Android アプリ


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解凍処理にはデュアルコアCPUの高性能端末でも10分ほど、シングルコアの機種では1時間以上かかる場合があるので、端末を充電しながら気長に待とう。少しでも早く終わらせたければ、Wi-Fiやデータ通信を無効にして、余計な同期処理などがバックグラウンドで行なわれないようにしておくといいだろう。


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格納されている青空文庫形式のテキストを閲覧するアプリとしては「縦書きビューワ」が定番だ。メニューの「開く」で端末上のテキストファイルを開ける。
縦書きビューワ – Google Play の Android アプリ


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端末上のフォルダ内容が表示されたら、圧縮ファイルを解凍したフォルダに進もう。作家名ごとのフォルダに、作品名をファイル名としてテキストファイルが格納されているぞ。

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2013年01月03日21時26分 公開 | カテゴリー: ライフハック | キーワード:, | Short URL
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