スマホから、デジタルカメラの写真を見たり、USBメモリの中身を覗いたりするときに、いちいちパソコンに接続するのは面倒くさい。利用頻度の高い人だったらスマホで直接アクセスできたほうが便利だ。ラトックシステムから発売されたカードリーダー「REX-WIFISD1」なら、無線LAN経由でSDカードやUSBメモリにアクセスできるので便利だぞ。

スマホから無線LANでアクセス。モバイルバッテリーとしても使用可能

「REX-WIFISD1」は、スマホと組み合わせて使うと便利なSDカードリーダー。無線LAN（IEEE 802.11b/g/n）に対応しており、スマホやタブレットからREX-WIFISD1に接続すれば、装着したSDカードやUSBメモリへの読み書きが行える。デジカメのデータをモバイル端末で読み込んだり、逆にスマホ内のデータをSDカードにコピーしたりといった作業が行える。

スマホから無線LANで接続するときは、専用アプリの「WiDrawer」を利用する。「インターネットブリッジ」にも対応しており、本製品を経由してルーターに接続し、Wi-Fi接続を切り替えることなくインターネット接続を行える。また本製品1台に対し、最大5台までのスマホやタブレットからのWi-Fi接続ができる。複数人でデータを共有したいときにも便利だ。

さらに本製品には最大9時間利用なバッテリーが内蔵されている。容量は3000mAhで、スマホをUSBケーブルで接続することで充電も行える。USBポートの出力は、DC＋5Vで最大1Aとなっている。

USBケーブルを使ってパソコンに接続すれば、パソコン用のSDカードリーダーとしても使用可能。なおPC接続時は、スマホ・タブレットとのWi-Fi接続およびUSBメモリの使用はできない。サイズは約118×79×14mmで重量は約120gと、携帯しても苦にならない大きさ。実売価格は7980円となっている。

・Wi-Fi SD カードリーダー(スマホ充電機能付) REX-WIFISD1
・製品情報