テキストや画像、音声などを手軽に保存しておける人気のオンラインノートブックサービス「Evernote」のAndroid版クライアントがバージョン4に更新され、インターフェイスの刷新などの改良が行なわれた。

アプリの起動時にはノートリストが表示されるようになり、素早く保存したノートを確認できる。また、画面を右にスワイプすることで、従来のトップ画面に相当する画面を呼び出せる。
ノートリストやノートの内容表示画面では、新規作成や編集などの操作を呼び出すツールバーが画面下部に表示されるようになり、片手でも操作しやすくなっている。閲覧画面では、画面を下にスクロールした状態で静止するとツールバーが自動的に隠れるので、広々とした画面で閲覧が可能だ。

また、ドコモの主要機種でプレミアム版を利用している場合、トップ画面などから動画を撮影して添付するビデオノートの作成が可能になった。ドコモユーザーでなくても、別途撮影した動画ファイルをノートに添付することは可能だ。ただし、内蔵の動画撮影機能は1分まで、添付できるファイルサイズは50MBまでに制限されている。

なお、ドコモの端末にEvernoteアプリを導入することで通常価格4000円のプレミアム期間1年分を無料でゲットできるキャンペーンは、2012年4月30日までとされていたが、好評につき2014年4月30日までと大幅に延長されている。
複数の端末を登録すればプレミアムの期間を延長することもできるので、機種変更した人などもぜひ追加のプレミアム期間をゲットしておこう。

・Evernote
・ドコモの端末にEvernoteを導入して1年分のプレミアム期間をゲットできるキャンペーン

新しいEvernoteアプリを起動すると、このようなノートリストが表示される。下部のツールバーには、従来はメニューにあった並び替えなどの機能も用意され、素早く実行可能だ。

ノートの内容を表示すると、ツールバーには編集や共有などのボタンが表示される。

画面を右にスワイプすると、従来のトップ画面のような画面が表示される。

左上のアカウント名をタップすると、設定などのメニューが表示され、アップロード可能容量の使用率をグラフで確認できる。

ドコモの主要機種を利用しているプレミアムユーザーは、「ビデオ」を押すとこのような動画撮影画面が表示され、素早く動画を撮影してアップロードできる。

ビデオ機能の利用対象外の場合も、トップ画面や編集画面のファイル添付メニューから動画や任意のファイルをアップロード可能だ。

添付された動画ファイルは、一覧画面などにサムネイルが表示され、タップすることで動画再生アプリが起動するが、データを受け渡す方式が特殊なため、正しく再生できないアプリも多い。メニューから「添付ファイルを保存」で保存してから開いたほうがいいだろう。