Android3.1以降ではWi-Fiアクセスポイントごとにプロキシサーバの設定が可能

proxy会社や学校のLANでは、不適切なサイトへのアクセスを遮断したり通信効率を向上させるために、プロキシサーバを経由しないとインターネットにアクセスできないように設定されている場合がある。
Android3.0までは、Wi-Fi接続時にプロキシサーバを使用する設定が用意されておらず、プロキシ経由が必須のWi-Fiネットワークが利用できなかった。しかし、Android3.1になってようやく、プロキシサーバの設定が可能になった。Wi-Fiアクセスポイントごとに設定できるため、会社のみプロキシ経由で自宅はプロキシなしなど、接続先に応じた設定が可能だ。Android3.xはタブレット端末専用だったが、スマートフォンなどの小型端末用と一本化されたが4.0でも、3.xの新機能は利用できる。
2.x以前の端末でも、Opera MobileやFirefoxなどのブラウザを利用すればプロキシサーバを経由したブラウジングが可能だが、Android3.1以降のプロキシサーバ設定機能では、ブラウザ以外のアプリのHTTP/HTTPS通信もプロキシサーバを経由させられるぞ。

icswifiproxy_001Wi-Fiアクセスポイントごとのプロキシサーバの設定を行うには、Androidの設定の「Wi-Fi」で、設定したいアクセスポイントのロングタップメニューから「ネットワークを変更」を実行しよう。

icswifiproxy_002「詳細オプションを表示」にチェックを入れ、「プロキシ設定」を「手動」に変更しよう。

icswifiproxy_003「プロキシのホスト名」「プロキシポート」の欄に、LAN上のプロキシサーバのアドレスやポート番号を入力して「保存」を押せば設定完了だ。

icswifiproxy_004標準ブラウザでもプロキシサーバを経由してWebページを表示できた。

Opera Mobileの隠し設定を編集しプロキシサーバを使用する
プロキシを経由してWebにアクセスするなら「Firefox」
プロキシ必須の環境で標準エンジンにしか対応していないページを見たければ「Orweb」

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2012年03月11日16時24分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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