定番画像ビューアー「QuickPic」の画像一覧画面は、従来はAndroid標準のギャラリーのように画像のあるフォルダが、すべて1つの画面に表示される方式だったが、新たに公開されたバージョン2.0では、階層構造に従って特定のフォルダ内のフォルダや画像だけを表示するExplorerモードが追加された。
目当てのフォルダの場所が分かっていれば従来の「Gallery」モードより探しやすいし、不要なフォルダの表示が減って高速化されるぞ。デフォルトではGalleryモードになっているので、ツールバーから変更しよう。
同様の方式を採用している画像ビューアとしては「PerfectViewer」を以前紹介したが、QuickPicには複数の画像ファイルを一括でコピー・移動・削除する機能なども搭載されており、たくさんの写真を整理したい場合などにも便利だ。
なお、一般的なファイルマネージャとは違って、画像一覧とフォルダ一覧が完全に分かれているので、戸惑わないように注意しよう。画像とフォルダが混在するフォルダでは、そのフォルダ内のフォルダにそのフォルダ自身を加えた一覧が表示されるぞ。

QuickPicバージョン2.0を起動したら、上部ツールバーの右から2番目のボタンを押してモード選択画面を表示し、「Explorer」を選択しよう。

このようにSDカードの最上位階層にあるフォルダの一覧が表示されるので、表示したい画像のあるフォルダに進もう。上のフォルダに戻るには、下部のロケーション表示部から戻りたい階層をタップすればいい。

画像とフォルダが混在しているフォルダでは、フォルダ内のフォルダの一覧にそのフォルダ自身を加えて表示される。

画像のみが含まれるフォルダでは、このように中の画像が一覧表示される。右上のボタンを押すと複数選択モードになり、タップで選択した画像を下部のツールバーから共有、コピー、移動、削除、回転できる。一番右は全選択・選択解除ボタンだ。

画像をタップすれば全画面で表示される。画面の左右へのスワイプで前後の画像に切り替え可能だ。

・QuickPic
・SDカード上の画像フォルダが増えてビューアの表示が重いときは階層構造が再現される「Perfect Viewer」を使おう