Android標準の画像閲覧・管理アプリ「ギャラリー」では、SDカード上の画像ファイルを含むフォルダが一つの画面に全て列挙される。画像フォルダの数が10か20くらいなら問題ないが、色々なアプリで画像の保存やダウンロードを行なっていると、画像のあるフォルダの数が増えすぎて目当てのフォルダが探しにくいし、表示も遅くなってしまう。
フォルダ内に「.nomedia」ファイルを作成して表示対象外フォルダにするという手もあるが、アプリが増えるごとに追加するのは面倒くさいし、将来表示したくなる可能性のあるフォルダには使えない。
大量のフォルダのあるSDカード上の画像を快適に閲覧したければ、「Perfect Viewer」を使うといい。ファイルブラウザ画面がファイルマネージャのように階層構造に従ってフォルダ内のファイルを一覧表示するようになっており、動作も軽快だ。
Perfect Viewerは、スキャンした書籍などの閲覧機能が充実していることで人気の画像ビューアだが、通常の画像の閲覧も快適に行なえるぞ。

PerfectViewerの初期設定では、起動時は画像表示画面が表示されるが、設定でファイルブラウザが最初に表示されるように変更可能だ。メニューボタンを押すと表示されるメニューの左で工具箱のアイコンを押し、「設定」を選択しよう。

「その他の設定」から起動時の動作を設定できる。

「スタートアップ機能」を押して「ファイルブラウザ」を選択しよう。

PerfectViewerのファイルブラウザでは、このようにフォルダ内のフォルダや画像ファイルが一覧表示される。ツールバーの右から2番目の「↑」ボタンを押せば、上位のフォルダに移動できる。

ツールバーの右から3番目のボタンでファイルの並び順を変更可能だ。

右から3番目のボタンでは、表示形式を変更できる。「サムネイル」では、画像の縮小版がタイル状に表示される。

「詳細」を選択すると、縮小画像の横に解像度などの追加の情報が表示されるようになる。

・Perfect Viewer