パソコンにAndroid SDKとデバッグ接続用ドライバを導入してUSBテザリングの準備 特集その1

tether_001AndroidのUSB接続では、バッテリの充電やストレージによるSDカード上のファイルの読み書きの他にも、「デバッグ接続」をすればパソコン側からさまざまな制御を行える。デバッグ接続を利用するには、Android側で機能を有効にしておくほか、パソコンに「Android SDK」と「Java Development Kit(JDK)」、端末のメーカーが公開しているデバッグ用ドライバをインストールしておく必要があるぞ。
また、「Internet Sharer」によるUSBテザリングなどを行うには、「Platform Tools」も必要だ。こちらはAndroid SDKのパッケージインストール機能を利用してインストールする。
インストールする数が多くて少々面倒だが、Androidの高度な活用テクではAndroid SDKが必要になることが多いので、ぜひインストールしておこう。

tether_101まず、端末設定の「アプリケーション」→「開発」で「USBデバッグ」のチェックボックスをONにしておこう。

tether_102次に、デバッグ接続を利用したいAndroid端末の型番と「adb」や「driver」などのキーワードを検索して、デバッグ用ドライバのダウンロードページを探し、ドライバをダウンロードしよう。

tether_103メーカーサイトの説明に従い、ダウンロードしたドライバをインストールする。

tether_104次に、Java Development Kitをインストールしよう。

tether_105Android SDKのZIP版をダウンロードし、中の「android-sdk-windows」フォルダをC:\Program Fileなどに解凍したら、フォルダ内の「SDK Manager.exe」を実行しよう。

tether_106追加パッケージの情報が取得され、インストールするパッケージの選択画面が表示されるので、「Android SDK Platform-tools」が「Accept」になっていることを確認してから「Install」を押そう。ほかのパッケージは不要なので、「Reject」にしておけばダウンロード時間を短縮できるぞ。

Android SDK
JDK


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2011年10月07日15時56分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, | Short URL
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