スマホは常に携帯するものだけに、シャッターチャンスには事欠かない。ペットや大事な人の思わぬ表情や、街で出合った希少価値の高い物や食べ物など、所有する期間が長ければ長いほど、メモリカードは貴重な写真であふれ返ってくるはずだ。

KDDIは、auのスマホでWiMAX/Wi-Fiの通信環境に接続するだけで、アプリを操作することなく、端末に保存された画像や動画を設定先のPCに自動的にバックアップアップできるサービス「au one Photo Air powered by Eye-Fi」の提供を2011年11月中旬より開始する。USBや通信ケーブルを使わず、大容量の画像や動画を手軽にPCに保存できるようになるぞ。

「au one Photo Air」は、KDDIのアプリマーケット「au one Market」で提供するほか、新機種「AQUOS PHONE IS13SH」「ARROWS Z ISW11F」「DIGNO ISW11K」においてアプリのショートカットが用意されている。サービス使用料は、2012年2月まで無料を予定している。なお、Androidのバージョンは2.2以降となるので注意。

対応ファイル形式は、画像がjpg、動画がmpg/mov/flv/wmv/avi/mp4で、Eye-Fiサーバに容量無制限で7日間保存できる。画像、動画のファイルサイズは1ファイルにつき2GB未満となっている。データは7日間後に、通信の接続がない場合やPCの電源がオンにならない場合、サーバから消去される。保存先はPCだけでなく、Facebook、PicasaなどのSNSのアルバム機能にも自動アップロードできる。

au one Photo Airを利用するには、インストール時にPCのメールアドレスの入力が必要となる。また、SNSへの自動アップロード機能を利用する場合は、インストール時に機能利用の設定を行ってほしい。すると、設定先のPCにソフトをインストールするためのURLを掲載したEメールが届くので、PCにインストールすれば利用開始できるぞ。

・写真自動バックアップサービス「au one Photo Air powered by Eye-Fi」の提供開始について | 2011年 | KDDI株式会社