特製ツールを使ってRSSの新着記事をMP3に変換して聴いてみよう 特集その2

droidphone日本語の音声合成エンジンの準備ができたら、特製ツールに巡回したいRSSのURLを登録しよう。通常のブラウザなどでの閲覧と違って、音声化された記事は素早い斜め読みができないため、あまりたくさんのRSSを登録しても聴ききれないので注意が必要だ。

登録するRSSには記事の全文が含まれている必要があるので、全文を含むRSSを配信していないサイトでは、「まるごとRSS」などを使って全文を含むRSSに変換してから登録しよう。

特製ツールの本体である「rsstts.js」を実行すると、RSSの巡回と新着記事の音声への変換が実行される。あとは生成されたファイルを端末に転送して再生ソフトで開けばいい。あらかじめデータを取得してあるので、インターネットにつながっていないオフライン状態でも再生可能だ。

rsstts_201まず、「feeds.txt」をメモ帳などのテキストエディタで開き、1行に1つずつRSSのURLを列挙しよう。

rsstts_202「dictionary.txt」には、思うように読み上げてくれない単語を正しく読ませるための変換表を定義できる。「使いやすいアイチューンズのような」と「使いやすい”アイチューンズ”のような」のように、「”」の有無によっても読み上げ方が変ることがあるので、固有名詞などは「”」で囲むようにしよう。

rsstts_203rsstts.js」を実行すると、テキスト入力欄が表示され、入力したテキストの読み上げが行なわれる。dictionary.txtを編集するときの参考にしよう。

rsstts_204「rsstts.js」をテキストエディタで開き、先頭付近の設定値を書き換えることで、読み上げ速度などの変更が可能だ。

rsstts_205「rsstts.js」を実行すると、新着記事の取得と音声ファイルへの変換が実行される。

rsstts_206「tts」フォルダ内に実行日時ごとのサブフォルダが作られ、新着記事の音声が保存されるので、USBストレージ接続や「FTPShare」などのアプリを使って端末に転送しよう。

rsstts_207再生には、フォルダ内のファイルを連続再生可能なMP3プレイヤーアプリを使うといいぞ。

rsstts.js
まるごとRSS
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2011年08月22日19時56分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
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