「QWOP」は、陸上選手の足の関節を操作してゴールまで辿り着かせるアクションゲームだ。QWOPというタイトルは、パソコンのブラウザで遊べる無料のFlash製ゲームだった初代バージョンがこの4つのキーで操作するようになっていることが由来。
左右の足をタイミング良く同時に動かすのは想像以上に難しく、最初の内は1歩進むことさえままならない。失敗しておかしな体勢で倒れる選手の動きが面白く、動画サイトのプレイ動画で人気を博したバカゲーだ。
アプリ版では、2つのアナログパッドでFlash版より柔軟に操作できるが、それでもまともに走らせるのは至難の業。少しでも操作を誤ると、すぐに体勢を崩してひっくり返ってしまうぞ。
アプリ版には、通常の100メートル走に加え、110メートルハードル走や走り幅跳び、障害物走、競歩の計5種目が用意されており、更なる困難に挑戦できる。
アプリ版は有料だが、Google Playストアでは通常価格99円、Amazonアプリストアでは通常価格100円という手ごろな価格なので、ギフト券の残高の使い道を探している人などは、話の種に購入してみては。

・QWOP – Google Play の Android アプリ

・Amazon.co.jp： QWOP: Android アプリストア

・QWOP(Flash版)

ゲームをスタートしたら、画面左右のアナログパッドをドラッグして、選手の左右の足を動かそう。

転倒して太ももより上の部分が地面についてしまうとゲームオーバーとなり、最初からやり直しだ。転倒していなくても、上部の「R」ボタンでやり直すことが出来る。

完走を目指すなら、足を目一杯開いて前になっている足を引き寄せることにより尺取り虫のように進んでいくのが無難だ。

左右のパッドを交互に上下に動かせば速く走れるが、途中で転倒するリスクも高くなる。YouTubeの動画では30秒を切るタイムを叩き出している人もいるぞ。

完走する前は到達距離がベストスコアとして記録されるが、完走すればタイムが記録されるぞ。

メインメニューで選択できる「100m HURDLES」では、コース上にハードルが出現。上手く飛び越えるのはほとんど不可能なので、倒しながら進むことになるが、足に引っかかって躓いてしまうので厄介だ。

「LONG JUMP」は走り幅跳び。15メートル走って砂場に着地すれば終わりなので、100メートルは完走できないという人でも手軽に楽しめるだろう。

「STEEPLECHASE」は障害物競走。倒すことが出来ないハードルが出現するので、先へ進むことさえほとんど不可能だ。実際の3000メートル障害には水たまりの障害も存在するのだが、果たして本作には実装されているのだろうか……？

「50km WALK」は競歩競技。両足が地面から離れてしまうとファールとなり、3回ファールするとゲームオーバー。尺取り虫のような動きをすればファールにならずに進むことは難しくないが、50kmもの距離を完走した人は恐らく誰もいないだろう。