素材を採掘して家などを建築する3Dアクション「Minecraft Pocket Edition」

「Minecraft」は、立方体のブロックなどで出来た世界を探索し、木や石などの素材を採集してアイテムを作ったり建物を建設したりする、一人称視点の3Dアクションゲームだ。
最初の内は木や土しか取れないが、木で道具を作って石を取り、石の道具で鉄を手に入れて加工するなど、徐々に出来ることが増えていくところが、文明を発展させていくようで面白い。
通常のSurvivalモードでは、夜になって暗くなると危険なモンスターが出現するが、難易度を下げれば出現しなくなるので、ゆっくり採掘や建設を楽しめる。また、最初から全ての素材が無制限に使用でき、すぐに大がかりな建築を楽しめるCreativeモードも用意されているぞ。
2009年にパソコン版に登場して以来、世界中で多くの愛好者を生み、売り上げは全機種合わせると5000万本以上とも言われているMinecraft。9月にはマイクロソフト社が巨額の費用で開発元を買収したことでも話題となった。
Android/iOS用のPocket Editionは、発売登場当初はパソコン版から削られている要素が多かったが、アップデートを重ねて機能を充実させてきている。最終的にはパソコン版と同等の内容になる予定とのことだ。
通常価格600円というモバイルゲームとしては高めの価格設定ながら、Google PlayストアとAmazonアプリストアの双方でランキングの上位に君臨する人気アプリとなっている。600円以上のギフト券やコインの使い道が見つからないという人は、とりあえずこちらを購入してみては。

Minecraft – Pocket Edition – Google Play の Android アプリ

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アプリを起動したら、「Play」「New」で新規世界の作成画面に進もう。初期状態で選択されている「Creative」は全ての素材を無限に使えるモード、「Survival」は素材を自分で採集するモードだ。「Advanced」を選択して「Seed」を入力すれば、入力した文字列を元に世界が生成される。


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世界はランダムに生成され、島やジャングル、地下迷宮など様々な環境が登場する。しばしば無人島や断崖絶壁など、生活が困難な地形からスタートしてしまうことがあるので、暮らしやすい地形が出るまで世界を作り直そう。


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世界選択画面で「Edit」を押し、×ボタンを押して確認画面で「Delete」を押すことで世界を消去できる。容量(MB)の下に表示されているのは、この世界の生成に使われたSeedだ。未指定だった場合は、生成した瞬間の時間を表す数値が使われる。


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ゆっくり採取や建築を楽しみたいという人は、端末のバックキーなどで表示されるメニューの「Options」で「Difficulty」を左にドラッグして、モンスターが出現しない「Peaceful」モードに切り換えよう。
バトルはあまり面白いとは言えないので、モンスターからしか手に入らない素材が欲しくなったときだけノーマルモードに切り換えればいいだろう。


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Optionsでは、操作方法や表示、サウンド設定も変更できる。初期状態では、オブジェクトを破壊したときのバイブレーションがオンになっているので、不要な場合は「Feedback」でオフにしておこう。また、十字キーが大きすぎる場合は「D-Pad size」で小さくするといい。


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基本操作は、十字キーのタッチで移動、それ以外の部分のドラッグで方向転換、画面をタッチすると下部のスロットで選択中のアイテムを使用。1ブロックの高さの段差に向かって進むと、自動的にジャンプして登ることができる。
オブジェクトをロングタップすると、タッチ箇所から円が広がっていき、最大になると破壊や収穫が実行され、ブロックなどのアイテムが出現する。
道具は何を持っていてもいいが、木には斧というように適した道具を使うことで時間を短縮できる。


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アイテムスロットの右端の「…」をタッチすると、所有アイテムの一覧画面に進む。アイテムをタッチすると、現在選択中のスロットにセットされるぞ。
なお、アイテムを捨てるには、通常画面でアイテムスロットをしばらく長押しすればいい。


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アイテム画面左のタブの下から2番目で、製造画面に切り替えられる。左の項目一覧でアイテムをタッチすると右に使用する素材が表示され、その下のボタンを押すことで作成が実行される。
最初は木を元に木材を作り、4つの木材で「Crafting Table」を作り、装備して地面をタップして設置しよう。設置した作業台をタッチすれば、道具やドアなどの高度なアイテムを作れる製造画面が開かれるぞ。


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ある程度素材を集めたら、家を建ててみよう。木材などを持った状態で画面をタッチすることで設置できる。


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ノーマルモードの場合、夜間に暗い場所からモンスターが出現するので、家の中には松明を設置する必要がある。松明は、原木を炉で精錬すると出来る木炭か、岩の中に時々混じっている石炭と、木材から作れる棒を組み合わせて作れるぞ。


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拠点となる家が出来たら、ツルハシを作って石材を採集しに行こう。道具は使うと耐久力が減るので、いくつか作っておくといいだろう。
石材があれば、速度や耐久力が高く鉄鉱石などを採掘できる石のツルハシを作れるぞ。
鉄鉱石は出現率が低いので、地底を掘り進んで探そう。


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鉄などを加工するには、石材から作るFurnace(炉)で精錬する必要がある。炉を設置してタッチするとこのような画面が表示されるので、中央上段をタッチして左のリストから素材を選び、同様に下段で燃料を選択しよう。素材や燃料は長押しすることで複数セット可能だ。しばらくすると右側に生成されたアイテムが出来上がるので、タッチして回収しよう。


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Survivalモードでは一定時間ごとに夜になり、ノーマルモードでは暗いところからモンスターが出現する。剣などを装備してタッチすれば攻撃できるが、倒しても手に入るのは序盤ではあまり使い道のないアイテムだけなので、最初の内はPeacefulモードに設定しておいた方がいいだろう。
ダメージを受けて左上の体力がゼロになると、全てのアイテムをその場に落として、スタート地点からやり直しとなってしまう。


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羊や牛、豚、鶏など、安全な動物はPeacefulモードでも出現する。攻撃して倒せば肉や羊毛などを採取できるぞ。


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動物はプレイヤーと同じく1ブロックの高さを上れるが、木材で作れる柵は越えられないので、閉じ込めて飼育することも可能だ。
適切な餌(羊や牛には小麦、豚はビート、鶏は小麦の種)を装備していると追いかけてくるので、柵の外に1マスのブロックを設置して上らせ、柵の内側に落下させればいい。
プレイヤーも柵は越えられないので、開閉可能なFence Gateも設置しておこう。
なお、餌を持って動物を長押しすると餌を食べさせられ、複数の動物に餌を与えると繁殖させられるぞ。


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Hoe(くわ)を装備して水源の近くの土をタッチして耕せば、種を植えて小麦などの作物を育てられる。小麦の種とビートの根は、草の生えた地面を耕したときにたまに手に入るぞ。
なお、畑はジャンプして着地すると踏み荒らされてただの土になってしまうので注意が必要だ。


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鉄から作れるバケツを水に対して使うと、水を汲んで別の場所に移すことができる。


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鉄から作れるハサミを装備して羊を長押しすれば、羊毛を採取できる。羊を倒すことでもたまに手に入るが、動物を探して狩るのは面倒なので、家の近くに出現したら捕まえておくといいだろう。


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羊毛と木材から作れるベッドは、夜にタッチすると朝まで眠って時間をスキップ出来るぞ。


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木材から作れるアイテムボックスは、手持ちのアイテムを保管することが出来る。複数あるアイテムは、タッチでは一つずつ移動されるが、長押しすれば一気に全て移動できるぞ。


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鉄のツルハシで採取できるレッドストーンと鉄を素材にして、方位磁石を作成出来る。磁石はスタート時や敵にやられて復活するときに出現する地点を指すので、遠くへ行きすぎて帰り道が分からなくなったときなどに役に立つだろう。


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Creativeモードでは、全ての素材を無限に使える他、十字キー中央のジャンプボタンをダブルタップすることで飛行モードに移行して広い範囲を一望できる。
SurvivalモードでもCreativeモードでも同じSeedからは同じマップが生成されるので、Creativeモードで遊びやすそうなマップを探してSurvivalモードで遊ぶというのも手だ。

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2014年10月07日08時51分 公開 | カテゴリー: エンターテインメント | キーワード:, | Short URL
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