実際の絵筆のようなタッチで描ける本格お絵描きアプリ「Serious Paint」

Serious Paint Free」は、絵の具が混ざったようなタッチを再現した「Rough Brush」を始め、エアブラシや鉛筆など様々なタイプの筆を使って絵を描けるペイントアプリだ。絵を複数の層に分けて編集できるレイヤーなどの機能も完備し、Galaxy Noteなどのスタイラスペンの筆圧感知にも対応するなど、本格的な機能を備えている。
また、画面端のアイコンをドラッグすることで、「クイックコントロール」風のパネルで描画色や線の太さ、濃さなどを素早く調節できるなど、快適に操作できるような工夫も凝らされているぞ。
通常価格343円の有料版「Serious Paint」では、挙動を細かくカスタマイズした筆を追加することも可能となっている。

まだ登場して日が浅いため知名度は低いが、定番の「Sketchbook Mobile Express」などにも匹敵する機能を備えているので、Android端末のタッチスクリーンを活かして絵を描いてみたいと思っている人はぜひチェックしてみよう。

Serious Paint Free – Google Play の Android アプリ

Serious Paint – Google Play の Android アプリ


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初回起動時は真っ白なカンバスが、2回目からは前回終了時の画像が表示されるので、画面タッチ&ドラッグで線を描いていこう。


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下部中央のアイコンをタッチするとこのようなパネルが表示され、筆の変更や保存・読み込みなどの操作を行なえる。


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二本指タッチでの拡大縮小も可能だ。「Rough Brush」で描いた線を拡大してみると、色相のズレた複数の色が混ざって、絵の具のような風合いが再現されていることが分かる。


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画面左下の●をタッチすると色の調節画面に進む。15個のパレットから変更したいスロットを選び、色相と明度・彩度・不透明度を調節して、左下の決定ボタンを押そう。


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色調節画面の下部中央のアイコンでは、「Color Sweep」に表示する候補の生成方式を選択できる。


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画面左下の●を画面内側にドラッグすると、このような「Color Sweep」が表示され、筆の色を指を離した位置の色に素早く変更できる。扇の内側ではパレットに登録された色を、扇の外側では中間色を取得可能だ。


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画面右下の●のドラッグでは、筆の大きさと濃度を変更できる。内側で指を離せば太さを、外側で指を離せば濃度を変更可能だ。


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画面右下の●をタップすると、筆の選択画面に進む。メニューには5つの筆しか表示されていないが、他にもいくつかの筆が登録されており、項目を長押しすると下部に表示されるツールバーの「★」ボタンで、メニューの5つの欄に割り当て可能だ。有料版では筆の追加や編集も出来るぞ。


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メニューの「layers」では、画像を複数の層に分けて編集するレイヤー機能を利用できる。「+」でレイヤーを選択肢、一覧から描画先のレイヤーを切り替え。画面上には全てのレイヤーが重なって表示され、重ねる順番は一覧のドラッグで変更可能だ。レイヤー一覧を表示したまま描画を行なえるのが便利だ。


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メニューの「view」では、画面表示の操作ツールバーが表示され、筆での描画と誤認識されることを心配せずに拡大縮小やスクロールが可能。また、画像を90度ずつ回転させたりすることも可能だ。


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メニューの「Settings」ではいくつかの設定を行なえる。現在のバージョンでは、初期状態のままだとUndoが正しく働かないようだが、「General」のページでUndoの方式・回数上限を設定後、メニューの「Clear」で新規画像に切り替えれば正常に動作するようになる。


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メニューの「Save」で、名前を付けて編集中の画像を保存できる。


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メニューの「files」では、保存したファイルの読み込みなどが可能。下部中央の「↓」ボタンでは、画像ファイルやカメラからの読み込みも可能だ。


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ファイル一覧の項目を長押しすると共有ボタンと削除ボタンが表示され、JPEGやPNG形式のファイルとして他のアプリに画像を送ることが出来る。

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2013年04月12日19時20分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード: | Short URL
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