見られたくない通話履歴の自動消去や偽の履歴の追加が可能な「Call Log Monitor」

他人に知られたくない秘密の友達や、二度と思い出したくない嫌な相手との通話履歴は、端末上から消し去ってしまいたいところだ。しかし、標準の通話履歴画面の個別削除機能は、手順が煩雑でいくつもの項目を削除するのが面倒くさいことが多い。

通話履歴をスムーズに整理したければ、「Call Log Monitor」を使ってみよう。日時や相手、種別などで並び替えたりキーワード検索が可能な一覧画面で、素早く消したい項目を見つけて選択し一括消去できるぞ。
また、電話番号を「Auto Delete」に登録しておけば、その相手との通話の終了後に自動的に履歴を削除することも可能だ。

さらに、電話番号や日時を指定して偽の履歴項目を追加する機能も備えている。通話しているところを目撃されていた場合などには、通話履歴を消していても怪しまれてしまうことがあるが、無難な相手との通話に偽装しておけば誤魔化しやすいだろう。

なお、通話履歴を操作するために個人情報関連の重要なパーミッションを要求するが、「完全なネットワークアクセス」は使用しないので、情報漏洩などを心配せずに安心して利用できるぞ。

Call Log Monitor – Google Play の Android アプリ



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起動すると端末に記録されている通話履歴が表示される。


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項目の左の四角をタップするとチェックが入って選択状態になる。右上に現われたゴミ箱のアイコンをタップすれば、選択した項目を一括で削除できるぞ。


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項目のアイコン部分をタップすると、このような吹き出しで連絡先に対する操作メニューが表示される。「Delete all for Contact」でその電話番号との通話履歴を全消去、「Insert Fake Call」でその電話番号との通話履歴を作成できる。電話をかけたりSMSを送ることもできるので、履歴の整理だけでなく標準の通話履歴画面の代わりとしても使えそうだ。


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右上の目のアイコンでは、表示順序を日時順、相手別、着信/発信の方向別の3種類から選択できる。また、虫眼鏡のアイコンでは連絡先名や電話番号での検索も可能だ。


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履歴項目をタップすると、その相手との通話の一覧が表示される。「STATICS」では統計情報も確認可能だ。


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メニューからは、自動削除や偽履歴書き込みなどの機能を呼び出せる。


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メニューの「Auto Delete」で、履歴の自動削除機能の設定画面に進める。初期状態では機能はオフになっているので、一番上のスイッチをタップして「ON」に切り替えておこう。


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「PHONE NUMBERS」の横の「+」を押せば電話番号入力画面が表示され、自動削除対象の電話番号を追加できる。「CONTACTS」で連絡先から選択して登録することも可能だ。既に存在する履歴は削除されないので。完全に隠蔽したければメイン画面から別途削除しておこう。
追加された対象はAuto Deleteの画面に一覧表示され、横の「×」を押せば削除できるぞ。


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メニューの「Fake Call」では、種別(着信・発信・不在着信)、電話番号、通話時間、日時を指定して履歴項目を追加できる。Phone Numberの横の顔のアイコンを押せば、連絡先一覧から電話番号を選択可能だ。

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2013年04月11日19時26分 公開 | カテゴリー: ソーシャル | キーワード: | Short URL
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