「Google日本語入力」の新バージョンで効率的なローマ字入力が可能なGodan配列が追加

検索エンジンが蓄積したネット上のテキストの統計を活用して豊富な語彙を効率的に変換可能な日本語入力エンジン「Google日本語入力」がバージョンアップした。
特筆すべき新機能は、日本語のローマ字入力に特化した新配列「Godanキーボード」だ。3×5ののマス目の左側に母音、中央と右に子音が並び、日本語入力でよく使う文字をタップで素早く入力できる他、Dなどの濁音やXなどのローマ字で使わない文字、数字や主要な記号もフリックで入力できる。
また、変換候補の表示では、濁音などを補った候補も表示されるようになり、少ない手間で入力が可能になった。
他にも、外付けキーボードがあるときはキーパッドが非表示になるようになったり、フリック感度の調節が可能になるなどの改良も施され、より使いやすくなっている。
しかし、「マッシュルーム拡張」には相変わらず未対応だ。「マッシュルームシーケンサー」などのアプリで補って利用するといいだろう。

Google 日本語入力 – Google Play の Android アプリ




001

新しいGodanキーボードを利用するには、Androidの設定の「言語と入力」でGoogle日本語入力の設定画面からキーボードレイアウトを選択しよう。


002

このような配列でローマ字による日本語入力が可能になる。パネルには表示されないが、母音の左フリックで「っ」付きの促音、右フリックでは「しゃしゅしょ」などの拗音、上フリックでは「あん」などの「ん」を加えた読みなども入力できるので、色々試してみよう。


003

このように、濁音などを補った変換候補も表示されるようになったため、少ない手間で目当ての語句を入力可能になった。


004

外付けキーボードが接続されると、キーボードが非表示になり、広い画面で入力を行なえるようになる。右下のキーボードボタンを押せば再表示され、一時的にスクリーンキーボードで入力することも可能だ。

関連記事

2012年10月04日18時38分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事