軽量・高速化やタブの改良、Flash対応など大幅に進化した「Firefox」バージョン14のβ版が公開!

firefoxbeta

独自のレンダリングエンジンを内蔵したWebブラウザ「Firefox」の次期バージョンを試験的に公開する「Firefox Beta」が、バージョン14.0に更新された。以前から公式サイト上でNightly版などとして公開はされていたが、Google Play ストアに登録されているBeta版になったことで、気軽に試せるようになったぞ。
最大の改良点は、従来は独自に描画していたツールバーなどのインターフェイスを、なるべくAndroid標準の部品を利用して描画するように変更されたことだ。従来はやたらと時間がかかっていた起動処理が一瞬で終るようになり、メモリ消費量も軽減された。
また、画面を横にスワイプすると表示される従来のタブ一覧は廃止され、ツールバーのボタンをタップするとリストが表示される方式に変更されるなど、インターフェイスのデザイン自体も大幅に刷新されている。
さらに、Adobe Flash Playerをインストールしていれば、Webページに埋め込まれたFlashコンテンツを再生することも可能になった。
低スペックな端末ではまだ重く感じるが、1GBのRAMとデュアルコアCPUを備えた端末では十分に快適に操作できる。機能追加を行なうエクステンションが充実してくれば、メインブラウザの有力候補になりそうだ。

Firefox Beta
Adobe Flash Player 11

firefoxbeta14_001Firefox 14 Betaを起動すると、よくアクセスするページのサムネイルが並んだこのような画面が表示される。

firefoxbeta14_002リンクのロングタップメニューなどから複数のタブを開くと、上部のタイトルバーの右にタブの数が表示される。

firefoxbeta14_003タブの数をタップすると、このようなタブ一覧が表示され、タブを切り替えたり閉じたりできる。

firefoxbeta14_004Flashが埋め込まれたサイトを表示すると、常にこのサイトのFlashを再生するかと問い合わせるポップアップが表示される。「No」を選んだ場合も、ページ上の「Tap here to activate plugin.」の表示をタップすれば再生可能だ。

firefoxbeta14_005このように、Firefoxでも埋め込まれたFlashコンテンツを閲覧できたぞ。

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2012年05月17日16時11分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, , | Short URL
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