さまざまなコンピュータ言語の色分け表示が可能な「920 Text Editor」

920_iconプログラムやWebページのソースコードを編集するときは、色分け機能の付いたテキストエディタを使うと便利だ。文法上特別な意味を持つキーワードや文字列リテラル、コメントなどの部分が別の文字色で表示され、プログラムの内容を把握しやすく、タイプミスがあってもすぐに見つけられる。
このような色分け機能を備えたテキストエディタは、Androidにもいくつか存在するが、オススメは「920 Text Editor」だ。無料ながら多くの言語・形式に対応しており、使い勝手もよい。海外製のアプリだが、日本語の文字コードにも対応しているぞ。
文字入力のしにくいスマートフォンは本格的なプログラミングには向かないが、既存のプログラムの内容確認やちょっとした修正などの作業を出先で進めたいときなどに便利だ。
また、高度なカスタマイズ機能を備えたアプリの中には、XMLやCSSなどの形式のファイルを直接編集して設定を変更するようになっている物も存在する。このような設定ファイルを編集するときにも、色分け機能の付いたテキストエディタは役立つ。プログラミングに興味のない人もインストールしておいて損はないぞ。

920texteditor_001920 Text Editorは、「ES ファイルエクスプローラ」などのファイルマネージャでテキスト系のファイルを開こうとしたときのアプリの候補にも表示される。使い慣れたファイルマネージャで素早く目当てのファイルを開けるぞ。

920texteditor_002対応している形式のファイルを開くと、このように文法上特別な意味を持つキーワードや引用符で囲まれた文字列リテラル、コメント部分などが色づけされて表示される。上部のツールバーでは、新規作成、開くファイルの選択、上書き保存、別名保存、アンドゥ、リドゥなどを行える。

920texteditor_003メニューの「Search/Replace」では、キーワードによるファイル内の検索を行える。

920texteditor_004色分けの方法を変更したい場合は、メニューの「Highlight」を呼び出そう。このようなリストが表示され、選択した文法に従って色分けされる。対応形式は非常に充実しているぞ。

920texteditor_005メニューの「Preferences」からはさまざまな設定を行える。

920texteditor_006設定の「View」では、フォントや文字サイズを変更したり、「Word wrap」で画面端での折り返しの有無を設定したりできる。

920texteditor_007ツールバーの左から4番目の別名保存ボタンを押すと、保存ファイル名を指定する画面が表示され、編集したファイルを指定のファイル名で保存できるぞ。

920 Text Editor

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2012年01月07日15時57分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, | Short URL
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