【デバッグ接続】BATファイルでスクリーンショットを手軽に撮影

端末の画面に表示されている内容を画像ファイルとして保存する「スクリーンショット」は、カスタマイズしたホーム画面やゲームのプレイ画面などをコミュニティサイトで見せ合いたいときや、アプリの使い方の質問や説明をする際に役に立つ。
Android 4.0からは、スクリーンショット撮影機能が標準搭載されているが、電源キーとボリュームダウンキーの同時長押しというややこしい操作が必要なため、ドラッグなどの操作の途中の様子や、アクション性の高いゲームのプレイ画面などを撮影するのは困難だ。
実は、スクリーンショットの撮影は、端末をパソコンに「デバッグ接続」すれば、パソコン上からも実行できる。コマンドプロンプトにコマンドを入力しておけば、後は指一本でEnterキーを押すだけなので、端末を操作しながらでも素早く狙った場面を撮影できるだろう。
しかし、デバッグ接続でのスクリーンショット撮影コマンドでは、保存先ファイル名をコマンドのパラメータとして指定する必要がある。いくつもの画面写真を撮影するとき、1回ごとにコマンドのファイル名を修正しながら実行するのは面倒だ。
そこで、自動的に日付時刻をファイル名としてスクリーンショットを撮影するBATファイルを用意したぞ。保存したファイルをパソコン上に転送する処理もついでに行われる。ぜひスクリーンショット撮影の効率化に役立てて欲しい。



001

スクリーンショットの撮影は、「adb shell screencap」というコマンドで実行する。パラメータとして、「-p」に続いてPNGファイルを保存する端末上のファイルパスを指定しよう。


002

あんスマが用意したBATファイル集の「screencap.bat」をadb.exeがあるフォルダにコピーして、メモ帳などのテキストエディタで開いたら、最初の2行の設定を調節しよう。
パソコンに複数の端末が接続されている場合は、「ADB=」の行の後ろに「-s」に続いて端末のIDを追加。
「LOCAL_DIR」では、撮影した画像の転送先フォルダパスを指定できる。初期状態ではBATファイルがあるフォルダに転送されるぞ。


003

準備が完了したら、BATファイルをダブルクリックなどで実行しよう。端末を操作しながら少ない操作で実行したければ、コマンドプロンプト上でBATファイル名を入力してEnterキーで実行するのもいいだろう。


004

撮影されたスクリーンショット画像が、パソコン上に転送されるぞ。



Android 4.4以降の画面録画を効率化

Android 4.4以降では、画面に表示されている内容を動画ファイルに保存する「screenrecord」コマンドも追加されている。こちらもscreencapと同様に保存先ファイル名を指定する必要があり、ファイルは端末上に保存されるので、同様のBATファイルを用意したぞ。


005

BATファイル集の「screenrecord.bat」をadb.exeがあるフォルダにコピーして、メモ帳などのテキストエディタで開いたら、最初の3行の設定を調節しよう。
「ADB」「LOCAL_DIR」の働きはscreencap.batと同様。「MBPS」では、動画の画質を指定できる。


006

BATファイルをダブルクリックなどで実行すれば、録画処理が開始されるはずだ。


007

録画処理が実行されている間は、表示されたウィンドウは閉じないでおこう。


008

録画は3分が経過すると終了し、撮影された動画ファイルがパソコン上の指定フォルダに転送されるぞ。

関連記事

2014年10月25日00時32分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事