【AIU-OpenWnn】キーボードのサイズを調節して操作性を向上

最近のAndroidスマホは5インチを超える大画面の端末が増えてきているが、片手で持って親指で操作していると指が届きにくい範囲があるのが難点だ。そこで、文字入力アプリでは、キーを画面の右や左に寄せて表示する機能を搭載している物が増えてきている。
多機能なキーボードアプリ「AIU-OpenWnn」にも同様の機能が搭載されているが、設定の自由度が高いAUIだけあって、柔軟な設定が可能だ。
まず、キーボードの高さや左右の余白に加えて、キーボードの下の余白も変更できるのがありがたい。画面下にホームキーなどが表示される機種では、スペースキーなどを押そうとしてこれらのキーを誤操作してしまうことがあるが、余白を設けておけば誤操作を減らせるだろう。
余白の幅も細かく調節可能なので、画面端スワイプで起動するランチャーなどの誤起動を防ぐのにも利用してもいいだろう。
さらに、キー同士の間隔も設定可能だ。こちらも間隔を広げれば誤入力を減らすことが出来る。
これらの設定を活用して、使いやすい入力環境を構築しよう。

AIU-OpenWnn日本語入力IMEフリック対応キーボード – Google Play の Android アプリ



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キーボードサイズの設定は、AIU-OpenWnnの設定画面のこれらの項目から進める。縦画面と横画面で個別に設定が可能だ。


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このように、キーボードの高さや幅、ギャップ(間隔)などを調節可能だ。
「キーボードの幅」は左側の余白、「キーボード右の余白の幅」は右側の余白の変更となっている。両方を指定した場合、「キーボードの幅」で指定した幅から「キーボード右の余白の幅」で指定した幅を引いた大きさが左側の余白の幅となるようだ。


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項目をタップすると、このような一覧で設定値を変更できる。


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この設定画面では、QWERTYキーボードの配列も6種類から選択できる。それぞれ矢印キーなどの配置が異なっているぞ。


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「予測文字列の高さ」や「予測文字列の段数」で、省入力候補の大きさや数も調節できる。


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なお、初期状態では左右の余白を設定すると変換候補の幅も狭まってしまうが、あまりメリットがないので変更しておこう。「予測文字列関連(高さ段数以外)」の「「予測文字列の幅調整」のチェックを外せば、変換候補は左右一杯に表示されるようになるぞ。


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このように、キーボードを寄せることで全てのキーに指が届きやすくなった。また、「キーボード下余白の高さ」で、画面下部のホームキーなどとの間隔も広げたので、誤操作を減らせるはずだ。

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2014年04月28日18時31分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード: | Short URL
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