【Llama活用】趣味全開のホーム画面と無難なホーム画面を一発で切り替え

ホーム画面のカスタマイズはAndroidの楽しみの一つだが、アニメやアイドルなどの画像をちりばめたオタ趣味全開のホーム画面を職場や学校の知り合いに見られてしまったら、白い目で見られるようになってしまう恐れがある。
そこで、多機能な自動化アプリ「Llama」を使って、趣味全開のホーム画面と人に見られても構わない無難なホーム画面を素早く切り替えられるようにしよう。

まず、2つのホームアプリをインストールし、それぞれカスタマイズを行なおう。趣味用にはカスタマイズ性が高い「Lightning Launcher」など、ダミー用にはドロワーからアプリを非表示に出来る「Nemus Launcher」などがいいだろう。
次に、Llamaの「変数」の機能を利用して、モードに応じて別のホームアプリを起動する動作を作成する。ホームアプリはLlamaの「アプリの起動」などの一覧に表示されないことがあるので、「Quick Shortcut Maker」などのショートカット作成アプリを利用しよう。
さらに、モードを保持する変数の切り替えと壁紙の変更を行なう動作を作成。この動作を呼び出すショートカットを、ホームアプリやサブランチャーなどに登録しておこう。現在地や時刻に応じて自動で切り替わるように設定してもいいだろう。
そして、ホームボタンを押したときの動作を柔軟にカスタマイズできるアプリ「Home Commander」で、Llamaのショートカットを割り当てて、モードに応じたホームアプリが起動するようにしよう。

少々準備が煩雑だが、一度設定してしまえば最小の操作でホームアプリと壁紙を切り替えられるようになる。急に携帯を貸して欲しいと頼まれたときでも、怪しまれることなく切り替えを行なえるだろう。

Llama – Location Profiles – Google Play の Android アプリ

Lightning Launcher – Google Play の Android アプリ

Nemus Launcher – Google Play の Android アプリ

QuickShortcutMaker – Google Play の Android アプリ

Home Commander – Google Play の Android アプリ



メインのホームを表示するイベントを作成



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まず、メインのホームを表示するためのイベントを作成し、「条件追加」で「Llama変数」を選択。「変数名」に「DummyHome」など適当な名前を指定し、その下の選択欄をタップして「違ったら」に切り替え、「変数の値」に「1」を指定して、「了解」を押して追加。


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さらに「条件追加」を押して、「変数名」を「GoHome」、「変数の値」を「1」にして「了解」を押して追加しよう。


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次に、「動作追加」で「Llama変数」を選択。


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「変数名」を「GoHome」にして「了解」を押す。「変数の値」は空欄のままにしておく。



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さらに「動作追加」を押して、「アプリショートカット実行」を選択。「QuickShortcutMaker」の「アクティビティ」の項目を選択し、起動したいホームアプリのメイン画面を表す項目を探して選択しよう。


ダミーのホームを表示するイベントを作成



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次に、イベント一覧画面に戻ったら、先ほど作成したイベントのロングタップメニューから「コピー」を実行。コピーされたイベントの編集画面で、条件の1つめに登録した「DummyHome」変数の条件を選択し、「違ったら」となっている選択欄をタップして「これなら」に直す。また、「アプリショートカット実行」の動作をタップして、再度「アクティビティ」でダミー用のホームアプリを選択。


メインのホームに切り替えるイベントを作成


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次に、メインのホーム画面に切り替えるためのイベントを作成し、「動作追加」で「Llama変数」を選択し、変数名を「DummyHome」、「変数の値」を「0」に設定。


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さらに「動作追加」を押し、「壁紙」を選択。


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ギャラリーなどの画像選択アプリが起動するので、メインのホームで使いたい壁紙画像を選択。


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さらに「動作追加」を押し、「Llama変数」を選択。今度は「変数名」を「GoHome」、「変数の値」を「1」にしよう。


ダミーのホームに切り替えるイベントを作成



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メインのホームに切り替えるイベントが出来上がったら、イベント一覧の項目のロングタップメニューから「コピー」を実行し、「Llama変数」の動作を選択し「変数の値」を「1」に変更。また、「壁紙」の動作をタップして、ダミー用の壁紙を選択しよう。


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メイン/ダミーのホーム切り替えイベントが出来上がったら、それぞれのホームアプリ上にショートカットとして設置しておこう。


現在のホームを表示させるイベントを作成しホームボタンに割り当て



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次に、ホーム画面の表示を実行するためのイベントを選択し、「動作追加」で「Llama変数」を選択。「変数名」を「GoHome」、「変数の値」を「1」に設定しよう。



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Home Commander」をインストールしてホームボタンなどから起動したら、「一回押し」を選択して、一番下の「ショートカット一覧を表示」を選択。


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「Llama」を選択。


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先ほど作成したホーム画面表示イベントを選択しよう。


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これでワンタッチでホームボタンで表示されるホームアプリとその壁紙を切り替えられるようになったぞ。

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2013年05月01日19時17分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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