Android4.0では、プリインストールアプリの無効化やフェイスアンロックなどの標準機能の追加のほかに、アプリ開発に利用できるAPIも多数追加され、より多彩なアプリを開発できるようになっている。
まだ4.0以降専用のアプリはあまり多くないが、Android版Google Chromeなど大物アプリも登場してきている。また、4.0ではタブレット専用だった3.xで追加されたAPIも利用できるので、3.x以降専用となっているアプリの一部も4.0端末で使用可能だ。
せっかく4.0搭載端末を買ったのだから、標準搭載の新機能やGoogle Chromeだけでなく、もっと多くの2.x以下非対応アプリを使ってみたいところだ。Androidマーケットの検索機能では、対応バージョンの下限を指定することはできないので、Googleでマーケットを対象に検索を行ってみよう。アプリ情報のバージョン表記に特有の文言を追加して検索すれば、特定のバージョン以降に対応したアプリを検索できるぞ。
新しく追加されたAPIを使っているだけあって、2.x以下対応のアプリとは一味違った先進的なアプリが見つかるはずだ。

Android4.0用のアプリを探すには、以下のようなキーワードをGoogleの「Web全体から検索」で検索すればいい。英語版ページの対応バージョン表記が手がかりとなって、2.x以下に非対応のアプリが検索されるぞ。

-buy “4.0.3 and up” | “4.0 and up” | “3.0 and up” | “3.1 and up” | “3.2 and up” site:market.android.com

検索結果のURL
http://www.google.co.jp/search?q=-buy+%224.0.3+and+up%22+|+%224.0+and+up%22+|+%223.0+and+up%22+|+%223.1+and+up%22+|+%223.2+and+up%22+site%3Amarket.android.com&ie=utf-8&oe=utf-8&nfpr=1&num=100&safe=off&newwindow=1&prmdo=1&tbo=1&aq=t&hl=ja

気になるアプリを見つけたらインストールしてみよう。タブレット以外にはインストールできないアプリや、インストールできても動作に問題のあるアプリもあるので、過度な期待は禁物だ。