Android4.0のナビゲーションバーはアプリによっては非表示にできるので動画視聴などの邪魔になる心配は不要

nexusGalaxy Nexusなど一部のAndroid4.0の端末は、ホームキーなどが物理的には搭載されておらず、画面下部に表示される「ナビゲーションバー」のアイコンをタップして操作するようになっている。
押す時に力が要らず、酷使しても調子が悪くなりにくいなどメリットもあるが、ディスプレイの一部をナビゲーションバーに占有されて表示領域が減ってしまうなどの難点がある。
だが、動画プレイヤーなどのアプリには、ナビゲーションバーの表示を無効化してディスプレイ全体で表示できる機能が備わっていることがあるので、動画鑑賞の邪魔になる心配は不要だ。
まだ「Mobo Player」など一部のアプリでしか対応していないが、実装するのはさほど難しくないようなので、愛用のアプリが未対応だったら「myView.setSystemUiVisibility(View.SYSTEM_UI_FLAG_HIDE_NAVIGATION)でナビゲーションバーを非表示にできるようにして欲しい」などと作者に要望を送ってみるといいかもしれない。
しかし、ほかにもスリープ状態から復帰させる方法が側面の電源キーなどに限られてしまったり、アプリ下部のボタン類と押し間違えやすいなどの難点もあるし、同じ画面を表示し続けると焼き付きが発生しやすい有機ELディスプレイの場合、ナビゲーションバーが焼き付いて非表示にしても痕跡が見えるようになってしまう可能性があるので、Android4.0搭載端末の購入を検討している人は注意しよう。

navigationbar_001物理キーがなくナビゲーションバーを使用している端末で、16:9の動画を「Mobo Player」で再生すると、もともと16:9のディスプレイからナビゲーションバーの領域を除いた範囲に合せて大きさが調節され、上下にも隙間が空いた不格好な表示になってしまう。

navigationbar_002画面をタップするか、しばらく操作しないでいると、このようにナビゲーションバーが非表示になる。しかし、このままでは映像が中央に寄るだけなので、周りに黒い枠が表示される額縁状態になってしまう。


navigationbar_003額縁を解消するには、シークバー下部の左のアイコンをタップして「16:9」を選択しよう。

navigationbar_004このように、ナビゲーションバーが非表示になったときに動画が画面一杯に表示されるようになるぞ。

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2012年03月01日15時17分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
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