パソコン用のサイトがそのまま表示できるのが魅力のAndroidスマートフォンだが、画面が小さくテキスト入力もしづらいため、さまざまなキーワードで検索して役立ちそうなサイトを集めたりするのには向いていない。自宅などパソコンが使える所では、パソコンで情報収集をした方が効率的だろう。

パソコンで情報収集をしていて、Androidから利用すると便利そうなサイトを見つけたら、Android側にURLを送って、必要なときにすぐに利用できるようにブックマークしておきたい。メールなどで送るという手もあるが、より手軽にURLを送りたければ、「Google Chrome to Phone」を利用しよう。

パソコン上の「Google Chrome」に、拡張機能をインストールしておくと、簡単な操作で見ているサイトのURLをAndroidに送れるぞ。

Android側にChrome to Phoneをインストールしたら、起動して初期設定を行なおう。連携に使用するGoogleアカウントを選択し、アカウント情報へのアクセス許可の画面で「許可」を押せばよい。URLを送信したときに自動的にブラウザで開くかどうかを選択して「次へ」を押せば、Android側での準備は完了だ。

パソコン上のGoogleChromeで「Google Chrome to Phone 拡張機能」のページにアクセスし、インストールを行なおう。

ツールバーにこのようなアイコンが追加され、ブラウザの右上に表示されているスマホアイコンをクリックすると現在表示しているページのURLが送信される。


初回実行時には、パソコン側でもアカウント情報へのアクセス許可を求める画面が表示されるので、「アクセスを許可」を押そう。




URLがうまく送信されれば、Android側のブラウザで受取ったURLが開かれるぞ。「リンクを手動で起動する」に設定していた場合は、ステータスバーに表示される通知からURLを開ける。なお、スマホ側でChrome to Phoneを起動すると、過去に受け取ったURLの履歴を表示できる。

・Google Chrome to Phone – Android マーケット
・Google Chrome to Phone 拡張機能 – Chrome ウェブストア
・Google Chrome – ブラウザのダウンロード