Androidには音声合成機能が搭載されていて、さまざまなアプリで利用されているが、標準では日本語に対応していない。日本語のテキストを読み上げさせたければ、無料で利用できる「N2 TTS」を導入しよう。
音声合成機能を利用したアプリでオススメなのが「ReadDroid」だ。ブログやニュースサイトで提供されているRSSのURLを登録しておくと、新着記事を音声合成機能で読み上げてくれる。このアプリを利用すれば、端末の画面を注視し続けるのが大変な満員電車の中などでも、毎朝の最新ニュースをチェックできるぞ。

ホーム画面のアプリ一覧などからN2 TTSを実行すると、このような画面が表示されるので、「テキスト読み上げの設定」を押そう。

テキスト読み上げの設定画面が表示されたら、下部の「KDDILABS N2 TTS」のチェックボックスをONにし、確認画面で「OK」を押そう。

次に、「規定のエンジン」で「KDDILABS N2 TTS」を選択。読み上げアプリでエラーが出る場合などは、「常に自分の設定を使用」にチェックを入れておこう。

「言語」を押すと、このような選択画面が表示される。F01は女性、M01は男性の声になるぞ。

ReadDroidをの初回起動時、あらかじめ設定されたRSSを選択する画面が表示されるが、日本向けのプリセットがないので、「No feeds」を選択しておこう。

端末のメニューボタンを押すと表示されるメニューの「Subscribe」からRSSの登録画面に進める。

「「続きを読む」を含むフィードを「まるごとRSS」で全文配信に変換」を参考に、読み上げさせたいサイトのRSSのURLを調べておき、入力欄に入力して「Next」を押そう。

RSSの読み込みに成功すると、記事の一覧が表示される。読み上げを行うには、右下のスピーカーのアイコンを押そう。

読み上げエンジンの選択画面が表示されたら、「KDDILABS N2 TTS」を選択しよう。

まずタイトルのみが読み上げられるので、本文を読み上げさせたい場合は「Read article」を押そう。「Next」で次の記事に進めるぞ。

ReadDroid起動時の画面には、登録したRSSの一覧が表示される。右上のボタンを押すと新着記事の取得が行なわれる。取得済みの記事は、電波がOFFになっていても読み上げられるぞ。

・N2 TTS
・ReadDroid
・「続きを読む」を含むフィードを「まるごとRSS」で全文配信に変換