Android端末での文字入力は、パソコンのキーボードに比べるとかなり面倒だ。自宅など間近に使いやすいキーボードがある環境で、使いづらいタッチパネルで文字を入力しなければならないのは、非常にもどかしい。そんなときにオススメのアプリが「WiFi Keyboard」だ。

WiFi Keyboardをインストールし、入力方式に追加される「WiFiKeyboard」を選択してから、同じLANに接続されたパソコン上のブラウザで指示されたURLにアクセスすると、入力欄が表示される。ここで入力した内容が、Android上に転送されるという寸法だ。日本語の入力には対応していないが、クリップボードから貼り付ければ転送できるぞ。

WiFi Keyboardのインストール直後や、アプリ一覧のWiFi Keyboardの項目を実行した場合、このような画面が表示される。「Connect your computer’s browser to」の次に表示されるURLを覚えておこう。

端末設定の「言語とキーボードの設定」に「WiFiKeyboard」という項目が追加されているので、チェックボックスをONにして、実行を許可しておこう。

WiFiKeyboardを使うには、自分のパソコンと同じLANにWi-Fiで接続した状態で、テキスト入力欄を長押しすると表示されるメニューの「入力方法」を選択し、一覧から「WiFiKeyboard」を選択しよう。

パソコン上のブラウザで、先ほど表示されたURLにアクセスすると、このような画面が表示される。下部の入力欄をクリックしてアクティブにし、キーを入力すると、Android側に転送されるぞ。現在のところ、「Ctrl+V」キーによる貼り付けがうまく動作しないが、右クリックメニューの「貼り付け」からなら、クリップボードの内容を送り込むことも可能だ。

パソコン側のブラウザで入力した内容が、即座にAndroid側の入力欄に入力されるぞ。なお、パソコン側の入力欄には何も表示されないので、Android端末の画面を見ながら操作を行なおう。

・WiFi Keyboard – Android Market