Amazonが新製品発表会を行い、スマートスピーカーなどの新モデルを発表した。日本で発売が決定しているのは、超高音質の「Echo Studio」、安価で専用アクセサリによる拡張性も備えた「Echo Flex」コンパクトモデルにLED時計表示を追加した「Echo Dot with clock」、Dolby対応で音質がアップした第3世代の標準モデル「Echo」の4種類。
米国などでは、画面搭載シリーズの中型モデル「Echo Show 8」、ワイヤレスイヤホンの「Echo Buds」、LEDランプを備えた「Echo glow」、眼鏡型の「Echo Frames」、指輪型の「Echo Loop」などといった製品も発売予定となっており、日本での発売があるか気になるところだ。

12月5日発売予定の「Echo Studio」は、3つの2.0インチミッドレンジスピーカーに5.25インチウーファーと1.0インチツイーターからなる5つのスピーカーを備えた最高音質モデル。Dolby Atmos技術に加え、部屋の音響特性を認識して再生を自動調節することにより、1台でも立体的な音響体験を実現できるようだ。Amazon Music HDでは、本機に対応した3Dマスタリングの楽曲を今後提供予定とのことだ。通常価格は24980円とかなり高価だが、新しい音響技術に興味がある人は要チェックだ。

・Amazon | Echo Studio – スタジオ品質のHi-Fiスマートスピーカー

11月14日に発売予定の「Echo Flex」は、電源コンセントに直挿しして使うコンパクトなスマートスピーカーだ。通常価格も「Echo Input」と並んで最安クラスの2980円。Echo Inputは別途スピーカーが必要なので、安価に試したい人にとって今後はFlexが有力な選択肢となりそうだ。
下部に備えたUSB-A端子により、その名の通りの柔軟な使い方ができるのも特徴となっている。スマートリモコンなどの機器への給電やモバイル機器への充電に利用できる他、専用に設計されたオプションパーツも発売される。

・Amazon | Echo Flex – プラグイン式スマートスピーカー

Echo Flex用のオプションパーツとしては、モーションセンサーとナイトライトが本体と同時発売予定だ。いずれも通常価格は1780円。FlexのUSBポートに差し込むだけで簡単に使用可能となる。
モーションセンサーは最大6メートルの範囲の動きを検出でき、Alexaの「定型アクション」の作動条件として利用できる。
ナイトライトは色合いを変更できるカラーLEDで、明るさは最大20ルーメンまでの調節が可能。Alexaへの音声入力で操作できる他、内蔵の光センサーで自動的に点灯・消灯させることもできるとのことだ。

・Amazon.co.jp： 新登場 【Echo Flex用】 Third Reality モーションセンサー (Made for Amazon認証取得): Kindleストア

・Amazon.co.jp： 新登場 【Echo Flex用】 Third Reality ナイトライト (Made for Amazon認証取得): Kindleストア

「Echo Dot with clock」は、コンパクトな「Echo Dot」に簡易LEDディスプレイを備えたモデルで、価格は通常価格はLED無しより1000円高い6980円。ディスプレイには時計のほかタイマーなども表示できるとのことだ。通常モデルには4つのカラーバリエーションがあるが、with clockは白のみとなっている。

・Amazon | Newモデル Echo Dot (エコードット)第3世代 – スマートスピーカー時計付き with Alexa、サンドストーン

標準モデルの「Echo」も、Dolby対応の高音質なスピーカーになった第3世代の新モデルが10月16日に発売予定だ。通常価格は11980円で、白・黒・青・灰色の4つのカラーが用意されている。

・Amazon | Echo(サンドストーン)

・Amazon | Echo(チャコール)

・Amazon | Echo(トワイライトブルー)

・Amazon | Echo(ヘザーグレー)