現代社会に生きる人は、毎日のタスクに追われ、忙しない日々を送っていることが多いです。あれこれとやることがたくさんあって、それらを考えるだけでストレスが溜まり、心に負荷が掛かってしまいます。

「マインドフルネス」は社会に疲れた現代人にうってつけの存在。ストレスから自己を解放し、精神を健康にしてくれるものとして、マインドフルネスに対する注目度が近年急激に上昇しています。それだけみんな生活に癒しが欲しいということなのでしょう。

今回は、マインドフルネスを実践するのにもっともメジャーな方法「マインドフルネス瞑想」の実践動画をご紹介します。

マインドフルネスってなに？

「マインドフルネス」という言葉は聞いたことがあっても、実際に何を意味しているのかわからない人も多いと思います。「マインドフルネス瞑想」が流行していることもあり、マインドフル＝瞑想のことと思っている方もいるのではないでしょうか。

マインドフルネスとは、端的にいうと「今という瞬間に意識を集中させること」です。特定の行為を指すものではありません。

今後のことを心配したり、何かを判断したりすることなく、「今」の自分に全神経を傾ける状態のことを「マインドフルネス」と呼びます。

マインドフルネス瞑想とは？

「マインドフルネス」とは、「”今”に全集中を寄せている」状態のこと。マインドフルネス瞑想は、マインドフルネスな状態を目指すための手段です。

マインドフルネス瞑想では、自分の呼吸や身体の状態に意識を馳せます。自分の「今」の状態を感じることに全神経を集中させてください。雑念が湧いてきたら、それも「今の自分の状態」としてただ感じるようにします。

雑念が湧いてしまったことに対して「悪い」などと評価を下してはいけません。ただ自分の中で起こった一つの事象として観察しましょう。

マインドフルネス瞑想実践動画を紹介

マインドフルネス入門者〜初級者向けの実践動画を紹介します。始めのうちはあまり長い間瞑想を続けるのは難しいと思います。

最初だけ頑張って数日でやめてしまうよりは、短い時間でも毎日続ける方が効果が高いです。まずは5〜10分の瞑想から始め、慣れてきたら徐々に時間を延ばしていくのがいいでしょう。

入門者向けの5分バージョン

まずは5分の短い瞑想から始めてみましょう。WellnessToGoチャンネルのこの動画は、語り口がとても柔らかなのでとてもリラックスした状態を作り出してくれます。

また、説明もわかりやすいのでおすすめです。瞑想をすると、「雑念をなくさなければならない！」と逆に頑張ってしまいがちですが、「雑念は出てくるもの。瞑想ではそれを観察する」とこの動画では解説されています。

初級者向けの10分バージョン

5分の瞑想に慣れてきたら、次は10分の瞑想にチャレンジしてみましょう。この動画でやっていることは、5分間の動画とほぼ同じです。

10分版では、呼吸に意識を寄せることに時間を取っています。吸う息を1、吐く息を2…とカウントしていくようにとこの動画で説明がありますが、やっているとどんどん頭の中が空っぽになってぼんやりした不思議な感覚を味わうことができますよ。

まとめ

今や世界的に注目を浴びているマインドフルネス。マインドフルネス瞑想は、AppleやGoogleなど世界に名だたる大企業が社員研修として取り入れるほど、その効果が認められているのです。

瞑想は脳をリラックスさせることで、ストレスを軽減したりストレス耐性を高めてくれます。また、集中力や洞察力の向上などにも効果があるようです。

いつでもどこでも手軽に実践できますので、ぜひ毎日のルーティーンに取り入れてみてください。