「Dead Effect 2」は、生物兵器が解き放たれた恒星間移民宇宙船を舞台に戦いを繰り広げるSF・ホラーテイストのFPS(一人称視点のシューティング)ゲームだ。強化人間の兵士である主人公は、オペレーターやエンジニアなどの仲間がいる隠れ家を拠点に、事態の収拾のために様々な作戦を遂行していく。
現在のところ、ボイスやテキストは英語のみだが、中学校レベルの英語力でも問題なくプレイ可能だ。

ミッション中には、ゾンビ化した職員や解き放たれた生物兵器の他、敵の科学者が送り込んだ兵士や警備メカなどの敵も登場し、様々なシチュエーションの戦いを楽しめる。敵に照準を合わせると自動的に発砲が行われる機能が用意されているので、二本の親指だけで操作するスマホでもスムーズなプレイが可能だ。

主人公は能力の異なる3人の中から選択でき、ミッションで入手した資金で武器や防具を製造したり、レベルアップで獲得できるポイントでアビリティを習得したりして、好みにカスタマイズできる。
手強いミッションをクリアしてストーリーを進めるためには、ミッションを繰り返しクリアして装備を強化する資金を稼ぐ必要があるが、メインストーリーとは独立したサイドミッションも多数用意されているので、飽きることなく楽しめるだろう。

ハイクオリティでボリュームも満点の本作だが、基本プレイはなんと無料。ミッションスタート前などに広告動画が表示される他、アプリ内課金を利用することでアイテムの入手に必要な資金を手軽に入手できる方式だ。
課金無しでも十分快適に楽しめるので、FPSが好きな人はぜひプレイしてみよう。

・Dead Effect 2 – Google Play の Android アプリ

初回起動時には、進行状況を保存するオンラインアカウントの選択メニューが表示されるので、Google+などを選択してログインしよう。

主人公を選択する画面では、アサルトライフルなどを使った銃撃戦が得意な「GUNNAR」、ショットガンなどを使った機動力のある戦い方が得意な「JANE」、刀などの近接武器に向いている「KAY」の3人から選択できる。
ストーリーや手に入るアイテムなどは基本的に同一だ。

基本的な操作は、画面左のドラッグで移動、画面右のドラッグで方向転換と照準の移動という、モバイルゲームのFPSではオーソドックスな方式。
初期設定では、敵に照準を合わせると自動的に攻撃が行われるぞ。

一部の武器では、右下のスコープのボタンを押すと照準器を覗いた状態に切り替わり、移動速度が低下する代わりに射撃の精度が向上する。

武器は「Primary」と「Secondary」、エネルギーを消費して撃つ「Paralyzer」の3つを装備でき、右上のインジケーターのタッチで切り替えられる。Secondaryには、刀などの近接武器もあるぞ。

序盤の主な雑魚敵であるゾンビは、近づくと急に身をかがめて低空タックルを仕掛けてくることがあるので注意が必要だ。

画面左右やや上にあるアイコンでは、セットしてあるアビリティを発動できる。発動には左上の青いエネルギーゲージを消費する他、一度使用すると数十秒の間は使用できなくなるので、ここぞという場面で使おう。

敵を倒すと弾薬や資金、装備品などのアイテムを落とすことがある。資金や装備品は、しばらくすると主人公の方に飛んでくるので、無理に拾いに行く必要は無いだろう。

画面下中央のあたりを上にドラッグすると、このようなアイテム画面で回復系のアイテムを使用できる。また、下部のアイコンをタッチすることで経験値や資金などの情報を確認可能だ。

一部のミッションに配置されているこのような設備は、入ることで体力を回復できる。

コントロールパネルやロッカーなどの設備の前に行くと、手のひらのアイコンが表示され、タッチすることで操作を行える。
左上の「？」アイコンをタッチすると、矢印が表示されて目的地を教えてくれるぞ。

扉などの操作パネルは、右下の円を長押しすることで操作を実行できる。

このようなロッカーは、ボタンを連打することでこじ開けて中のアイテムを入手できるぞ。

このような画面が表示される操作パネルは、下部と右側のスライダーで下の波形の波長と振幅を調節して上下の波形を揃えることで装置を作動させられる。

電子回路をハックする場面では、合計が左上の数値になるように盤上の数値をタッチしよう。

ミッションによっては、仲間と共闘する場面もある。仲間がやられてしまわないように、迅速に敵を排除していこう。

メインストーリーのミッションをクリアすると、このようなリザルト画面が表示される。様々な評価項目を全てゴールドにしようとするとかなりやり込み甲斐があるぞ。
上部のアイコンで示される実績の条件はミッションによって違うので、左下の｢Achievements」で確認しよう。
敵を倒したりミッションをクリアすることで獲得できる経験値が一定量溜まる、とレベルアップしてスキルの解放に必要なポイントを獲得できる。

ミッションをクリアすると、3つのアイテムの中からボーナスを選択できる。装備品が多いので、今装備しているものより強力な物があればそれを選択しよう。不要なものばかりの場合は、高く売却できる防具系、特に胴体と脚の防具を選ぶといいだろう。

ミッションをクリアすると、隠れ家の場面に進む。最初のミッション後は、オペレーターのDanetteに話し掛けて「Talk」で会話することで次のミッションに進めるぞ。

第2ののミッションをクリアして隠れ家内のホログラム装置を修理すると、隠れ家中央の宇宙船のホログラムを調べることでミッション選択画面に進めるようになる。

ミッション選択画面では、一度クリアしたミッションも再プレイ可能だ。
ミッションには、メインストーリーとは独立した「Generic Mission」や、一定数の敵を倒す「Biohazard Mode」、一定時間生き延びる「Survival Mode」も用意されているので、好みのミッションで資金を稼いで装備を強化しよう。
ミッションを選択すると、難易度などの選択画面が表示され、「PLAY」を押すことでミッションを開始できるぞ。

Danetteの会話メニューの「Upgrade」では、レベルアップで獲得できるポイントを使ってアビリティを解放することができる。
アビリティは4つのカテゴリに分かれており、左上のアイコンで切り替えられる。
最初の内は、周りの時間の進みを遅くする「Bullet time」の能力がおすすめだ。
ポイントにはアンロックポイントとアップグレードポイントの2種類があるぞ。

アンロックポイントを使ってアビリティをアンロックしたら、「Upgrade」でアップグレード画面に進める。「Upgrade」を押して「SAVE」を押せば、能力の性能強化が実行されるぞ。

第2のミッションで仲間になるMinikinとの会話メニューでは、「Trade」で武器の製造・強化画面に進める。
「SHOP」画面で製造できる武器は、レベルが上がるごとに追加されていくぞ。

武器の「UPGRADE」画面では、武器の威力や命中精度などを強化出来る。
強化すると武器画像の下のメーターが増え、一杯になるとレベルアップして威力が上昇するので、長く使いたい武器は「Damage」以外の性能も強化しよう。

武器の「Codex count」は、増やすと右側にアイコンが表示され、強化パーツである「Codex」の取り付け画面に進める。Codexは、武器のSHOP画面の下の方に陳列されており、敵が希に落とす「Crystal」を支払うことで購入できる。
Codexの取り付けは、確定してから完了するまでに一定時間待つ必要があるぞ。

第3のミッションで仲間になるBielikとの会話メニューでは、「Gear」で防具、「Implants」で身体強化パーツの取引を行える。
安い装備品は、ミッションで資金を稼いでいる内に敵が落としたり報酬として入手できるので、買うなら「BONUS SHOP」に表示される強力な防具にしよう。ただし、胴体の防具は第6のミッションで高性能なものが手に入るので、他の部位を買おう。

装備品の「EQUIP」画面では、ミッションで入手した装備品を売却することもできる。所有数に上限があるようなので、不要な装備品はどんどん売却しよう。

装備品の「UPGRADE」画面では、装備品用の「Codex」を取り付けて効果を追加できる。
強力なCodexは、しばらく使えそうな強力な防具を買ったときに使うために温存しておくといいだろう。

「Implants」では、運動能力や射撃能力を強化するパーツを装備できる。大幅な変化は無いので、購入してまで装備する必要は無いだろう。
ImplantsにもCodexがあるので、「UPGRADE」画面で売却しよう。

武器や装備品画面の「STORE」では、アプリ内課金で資金やクリスタルを手軽に入手できるぞ。