ドコモやauなどのモバイル通信サービスでは、利用料金に応じて周辺機器などの購入に利用できるポイントが貯まっていくが、SIMフリー端末や白ロムを使っていると機種変更の代金には使えないし、周辺機器の通販もめぼしい商品は見当たらなかったりして、なかなか使い道が見つからないまま使用期限を迎えてしまうことが少なくない。
そんなポイントの使い道として注目したいのが、ドコモの「dミュージック」やauの「LISMO Store」だ。これらの音楽ダウンロード販売サービスには、100円～300円程度の少額の商品が多数あるので、とりあえず失効日が迫っている分だけ使いきりたいとときに丁度いいぞ。ドコモの場合は1.1ポイントあたり1円分、auの場合は1.2ポイントで1円分の支払いとなり、購入可能額は目減りしてしまうが、失効してしまうよりはマシだろう。
ダウンロードできる楽曲のファイルは、320kbpsのAAC形式で、「iTunes」や「Amazon MP3」よりも高音質。様々な再生ソフトで再生できる一般的なファイル形式なので、キャリアを乗り換えたりしても聴けなくなってしまうことがないのもありがたい。
両サービスとも、配信楽曲は大手音楽配信サービス「レコチョク」から提供されており、国内アーティストの品揃えは上々だ。最近ではダウンロード販売限定の楽曲を発表するアーティストも増えてきているので、音楽はCDで買いたいという人もチェックする価値はあるぞ。

・dミュージック

・LISMO Store

・レコチョク

・歌詞付き 定番音楽プレイヤー レコチョク – Google Play の Android アプリ

ドコモの「dミュージック」のダウンロード販売ストアは、パソコンのブラウザ上からも手軽に利用できる。楽曲の購入を行うには、「docomo ID」でのログインに加えて、4桁の「ネットワーク暗証番号」の入力が必要だ。

auの「LISMO」は、ブラウザからは楽曲の検索などしか出来ず、購入やダウンロードにはauのスマホにプリインストールされている専用アプリを使う必要があるようだ。

レコチョクでは、誰でも利用できる独立したストアも運営している。「iTunesミュージックストア」や「Amazon MP3」より音質は良いし、「mora」や「music.jp」、「オリコンミュージックストア」などの他の国内のストアには無い曲が登録されている可能性もあるので、ドコモやau以外を使っている音楽ファンはこちらをチェックしてみよう。

なお、ソフトバンクも「SoftBank MUSIC BOX」として同様のサービスを提供していたが、2014年3月で終了してしまっている。しかし、利用料金で獲得できるポイントは様々な店で使える「Tポイント」となっているので、使い道に困ることはないだろう。

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