Androidの電源アダプタは気軽に買えるけど品質チェックが大変

Androidの充電・通信用ケーブルは、microUSBという標準規格に準じて作られている。このためどこでも手軽に入手可能だというメリットがあるのだが、その半面どういう工場で作られているかわからないので、品質的にはピンきりだというデメリットもある。変なACアダプタ(本体添付のものを含む)にあたってしまった場合、高品質なケーブルを使っても高速充電ができないなどということが普通に起こりえる。また、逆のパターンもありえるのだ。




電流を測定できる信頼できるケーブルを一本持つというのはどうだろう

そこでオススメしたいのが、上海問屋の「DN-10892」だ。これは電流測定機能のついた充電ケーブルだ。コネクタは一端がmicroUSBオス、他方が通常のUSBオスとなっているので、USB出力端子のあるACアダプタやパソコンと、スマホとを接続して使用することができる。普通のケーブルと違うのは、中央部に液晶画面があり、そこに現在ケーブルを流れている電流の量がリアルタイムで表示されるという点だ。電流測定はケーブルそのものの品質が一定以上でないと不可能なので、このケーブルそのものは信用のおけるしっかりしたもの、とみなせる。なのでこのケーブルを使うと、「不良ACアダプタ」を探し出すことができるのである。電流測定はmA単位。0.05mA未満の電流はチェックできないが、そんな微量の電力しか流せないACアダプタは不良品どころか間違いなく故障品なので、実用上問題はない。安いアダプタの場合、個体ごとに性能が違うことがあるので、複数買ってこのケーブルで信頼できるものを選んで使う、といったことも可能だろう。

DN-10892 (電流測定microUSBケーブル)

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2014年07月11日18時16分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
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