パソコンを使い慣れた人のためのデータ転送術

スマホユーザーには、スマホのみを使っていてすべての作業をスマホだけで完結させている人と、パソコンを長期間使ってきていてスマホをパソコンと連携させて使っている人の二種類がいる。後者の場合、いかにしてより単純にパソコンとスマホとの間でデータをやりとりするか、ということについて悩む人が多いようだ。その結果、ケーブルと専用ソフトを使った転送がまだるっこしくて嫌になり、カード系のメディアを使って直接データの読み書きができないかと考えるようになる。

1台でパソコンとスマホの両方に対応、しかも小さい！

バッファローのBSCRUM04BKは、スマホ・パソコンの両方で使えるmicroSD専用のリーダー／ライターだ。ちょっと見た目には、単なるUSB端子とmicroUSB端子の交換アダプタに見える。だが、通常サイズのUSBコネクタ側にmicroSDメディアを挿せるようになっており、立派にリーダー／ライターとして使用できるのだ。
使用方法も実に簡単で、microSDカードを本体に装着し、それを適合するコネクタを使ってスマホ・パソコンに装着してやるだけでOK。パソコンの場合何もしなくても自動的にファイルを読み書きできるようになる。スマホの方は、ファイル管理用のアプリを別途インストールしてやれば、そちらを通じて読み書きができるようになる。
ファイル管理アプリというのは要するにパソコンのような操作性をスマホに持たせるソフトなので、パソコンユーザーにとって使いこなすのは簡単だろう。両方の端子に被せるキャップも標準で添付されているので、ポケットに入れて持ち歩いても安心だ。