ドッキング式でタブレットに変身する4.7インチSIMフリースマホ Pad Fone2

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スマホは持ち運びがしやすく、タブレットは自宅などで大画面を生かした作業ができる。どっちも便利だけど、両方を使い分けるのは正直面倒くさい。2台の環境をそれぞれ構築するなど、二度手間な部分が多いのだ。そんな状況を一気に解決してくれるのが、ASUSから発売された「PadFone 2」。4.7インチスマホの本体をドッキングステーションに装着することで、10.1インチタブレットとして使える製品なのだ。

Android 4.1.1搭載。スマホ部分の液晶はIGZO

130115-a-padfone01PadFone 2」は合体式で、スマホとしてもタブレットとしても使えるAndroid 4.1.1端末。スマホ部分が本体で、クアッドコアCPUであるQualcomm Snapdragon S4 Pro APG8064/1.5GHzを搭載。液晶は4.7インチで、シャープ製の「IGZO」を採用。1280×720ドットの解像度となっている。

タブレット部分である「PadFone 2 Station」は10.1インチIPS液晶を搭載。スマホをドッキングさせるためのスロットが用意されており、ここに本体を装着するとタブレット端末として使えるようになる。タブレット側の液晶は1280×800ドット。広々とした画面を利用できるほか、バッテリー部分が5000mAhと大容量となっている。

スマホとしてはSIMフリーで、通信方式はW-CDMA(DC-HSDPA/900/2100MHz)に対応。別途SIMカードを入手して挿入すれば、スマホでもタブレットでも各社の回線を利用することが可能だ。スマホ本体の重量は約135gで、PadFone 2 Stationは約514g。合体させた場合は649gとなる。

そのほかのスペックについては以下に示す通り。電子書籍や動画などのデータをスマホに入れておけば、出先ではスマホ画面で、家では大きなタブレットの画面で楽しむことが可能。実売価格は7万9800円と高めだが、SIMフリースマホはもともと実売価格が高めなうえ、PadFone2はIGZO液晶採用などハイスペック。SIMフリーのスマホとタブレットをまとめて買うと考えればまずまずの価格といえる。何よりスマホとしてもタブレットとしても使える便利さは、他の端末にはない特徴であり、注目の製品だ。

ASUS PadFone2 本体部の仕様
OS:Android 4.1.1
CPU:Qualcomm Snapdragon S4 Pro APQ8064(1.5GHz クアッドコア)
メインメモリ:2GB
液晶:4.7インチ SuperIPS+(IGZO)液晶・1280×720ドット
ストレージ:eMMC 64GB
無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n、Wi-Fi Direct
Bluetooth:4.0
通信方式:W-CDMA (DC-HSDPA/900/2100MHz)
インターフェイス:microSIMスロット、13ピンドッキングポート、マイク/ヘッドホンコンボジャック
バッテリー:2140mAh
Webカメラ:1300万画素(IN)+120万画素(OUT)
サイズ:幅68.9×奥行き137×高さ9mm
重さ:約135g

ASUS PadFone2 Stationの仕様
液晶:10.1インチIPS液晶・1280×800ドット
インターフェイス:13ピンドッキングポート×1
バッテリー:5000mAh
Webカメラ:100万画素(IN)
サイズ:幅263×奥行き180.8×高さ10.4mm
重さ:約514g

ASUS Padfone2 ブラック ( Android 4.1 / Qualcomm Snapdragon S4 Pro Krait ( Cortex-A15 class ) プロセッサ ) 90AT0021-M02330
ニュースリリース

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2013年01月15日18時00分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード:, | Short URL
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