非rootでもOK、ブラウザだけじゃなく全アプリでバナー広告等を除去する「Adblock Plus」

「Adblock」は、Firefoxユーザーの間で超定番となっている、広告削除用のアドオン。その「Adblock」が、ブラウザ以外でも動作する汎用的なAndroidアプリ「Adblock Plus」をリリースした。ブラウザに限らず、各種アプリのバナー広告などを削除することができるのだ。
ただし、rootであれば外出先でも無線LAN接続時でも利用できるが、非rootだと無線LAN接続時にしか利用できない。これはAndroid自体の仕様の問題なので、(皆があっと驚く特殊な方法を誰かが考えつかない限り)アプリ側ではどうしようもない。
とはいえ、非rootであっても、「家や学校にいる時だけでも、邪魔なバナー広告を見せられたり誤ってクリックしたりする心配がない」というのは快適だ。まだ機能が少ないが、Firefoxアドオンとして定評のある広告リストを使っているだけに、ブロックの精度はかなり高い。バナー広告にイライラしている人なら入れてみる価値アリだ。


Adblock Plus – Google Play の Android アプリ

現在のところ、機能が少ないのでメイン画面は極めてシンプルだ。メニューキーからアクセスする設定で、本体起動時の自動起動設定などは弄れる。

「Filter subscription」で広告リストを選択する。基本的には「EasyList」でOK。


参考

各リストに関する説明(英語)。

「Enable filtering」にチェックが入っていると、通知に「ABP」アイコンが表示される。



これで、アプリを問わずに広告が削除されるようになる。Firefox以外のブラウザにも「Adblock Plus」の広告削除機能を追加できる訳だ。

ブラウザ以外のアプリであっても同様。左スクリーンショットでは、本来画面最下部に表示されるバナー広告が読み込まれず、「PR loading…」となっている。

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2012年11月27日21時59分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, | Short URL
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