このところHDMI端子に直接つないで、テレビでインターネットや動画・画像閲覧などを楽しめるスティック型のAndroid端末が相次いで発売されている。オンキヨーから発売された「インターネットスティック NT-A1」もその一つ。microSDカードリーダーも付いていて、1本あると何かと便利に使える製品だ。

「インターネットスティック NT-A1」は、HDMIコネクタにつないで使えるAndroid端末。発表当初はAndroid 2.3を搭載予定だったが、その後発売延期となり、Android 4.0にバージョンアップされたうえで発売となった。本製品はIEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応しており、液晶テレビやPC用ディスプレイのHDMI端子につなげば、画面がモニターに映し出され、インターネットなどを楽しむことができる。

USB2.0ポートが1個搭載されており、マウスやキーボードを接続して操作することが可能。また付属の赤外線リモコンを使っての操作も可能だ。また11月中旬より出荷予定のキーボード付きリモコン「KR-A1」を使えば、標準搭載の日本語入力アプリ「Simeji」などを使ったキーボード入力が行える。

また外部インターフェイスとしてはmicroSDカードスロットも容易されており、最大32GBまでのmicroSDカードをサポートしている。microSDカード内の写真や動画を液晶テレビで手軽に映し出すことが可能だ。サイズは90.5×34×15.5mmで、重量は46g。実売価格は9980円となっている。

インターネット・スティック「NT-A1」主な仕様

OS：Android 4.0
CPU：Coretex A9/1.0GHz
メモリ：512MB（DDR2）
ストレージ：4GB
HDMI出力：720p/1080p
インターフェイス：microSDカードスロット、USB2.0×1、赤外線受信端子×1
無線LAN：IEEE 802.11b/g/n
サイズ：90.5（W）×34（H）×15.5（D）mm
重量：約46g
付属品：ACアダプター、USBケーブル（電源供給用）、HDMI延長アダプタケーブル、赤外線リモコン、赤外線リモコン受信モジュール、マニュアルほか

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