スマホに新しいアプリをインストールしたものの、実際に使ってから想像していたのと違って後悔することがある。無料アプリなら削除すれば済むが、有料アプリの場合は既にお金を払ってている。買ってからでは取り返しが付かないので、有料アプリには慎重になっている人も多いはずだ。
GooglePlayでは、ダウンロードから15分の間だけ、払い戻しに対応している。「購入したけどやっぱりいらないアプリだった」というときに、その場でアプリを削除して、お金を取り戻すことができるのだ。1つのアプリにつき1度しか使えないし、15分という制限時間では良し悪しが分からないアプリもあるが、色々なアプリをとりあえず試してみるのには最適だ。
例えば、アニメのきせかえアプリは比較的高く、GooglePlayでの価格は500円程度で販売されているが、インストールしたところ、気に入りのキャラがほとんど画面に出てこなかったり、インタフェースが使いにくかったりすることがある。そんなとき、払い戻し機能を使ってすぐにキャンセルすれば、無駄なお金を使わずに済む。ちょっとでも気になったきせかえアプリは、片っ端からインストールして、実際に使い心地を確かめてみるといいだろう。
ただし、注意したいのは時間制限。アプリをいじるのに夢中になって制限時間の15分を超えると、払い戻しはできなくなる。ダウンロードからの経過時間を表示する「インストールタイマー」で、残り時間を常にチェックしておくべし。

GooglePlayでは15分以内なら有用アプリを返金できる

GooglePlayで有料のアプリを購入すると、ダウンロードしてから15分の間だけ、GooglePlayのアプリの画面に「アンインストール」の代わりに「払い戻す」が表示される、このボタンを押すと、有料アプリのアンインストールと料金の払い戻しが同時に行われるのだ。1つのアプリに1度しかつかえない技だが、アプリに機能制限はなく、購入したのを同じ状態で利用できるぞ

「インストールタイマー」で残り時間をカウントダウン

GooglePlayでアプリを購入する前に、「インストールタイマー」を導入。起動したら右上のボタンをタップして「ON」の状態にしておこう。これでGooglePlayからのダウンロードを監視するようになる

GooglePlayで有料アプリをダウンロードしよう。今回は興味のあるアニメの着せ替えアプリを選択して購入する

さっそく購入した着せ替えアプリを試してみる。想像していたのとは少し違ったような……

通知バーを開くと、インストールタイマーで払い戻しまでの残り時間を見ることができる。もし必要ないなら、15分以内に払い戻しをすれば料金はかからない

払い戻しはGooglePlayの画面からも行えるが、インストールタイマーを使った方が簡単。通知バーから残り時間の表示をタップするとインストールタイマーが起動する。下の「アンインストール」をタップしよう

アンインストールの確認ダイアログが表示される。「はい」をタップするとアプリが削除され、代金も払い戻される。登録しているメールに払い戻し通知のメールが送られるので確認しよう

人気アニメの有料きせかええアプリを試してみる

最近、放送された主要なアニメのほとんどには、きせかえアプリが提供されている。登場キャラクターの高品質な壁紙やアプリが含まれており、スマホの見た目を作品一色に染め上げることができる。ただし、スマホのインタフェースが大きく変わるので、実際に使って実用に足るかをチェックしてからでないと危険。また、1つの作品から複数のきせかえアプリが出ている場合、お気に入りのキャラが含まれていない可能性があるので注意が必要だ（例えば「ソードアート・オンライン」の「きせかえテーマ1」には、ヒロインのアスナの単独画像は入っていない）。GooglePlayの15分の払い戻しを利用して、実際に使いながら気に入ったアプリを探してみるといいだろう。

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