1960年代や1970年代に子供時代を送った人にとって、21世紀は輝かしい憧れの時代だった。街にはエアーカー、家には立体テレビ。そして「夢の未来」に欠かせないアイテムが「テレビ電話」だった。今でもSkypeなどで映像を見ながら通話をすることはできるのだが、やっぱり受話器がないと、「かつて夢見たテレビ電話」という感じがしない。プロテックの「スマートディスプレイスタンドII」は、そんな「レトロな未来」感覚でスマホを利用できるアイテムだ。

「スマートディスプレイスタンドII」は、スマートフォンを設置して使えるアルミ製のスタンド。その最大の特徴は、固定電話風の受話器が付いていること。受話器にはカールコードがついており、3.5mmジャックを使ってスマホに接続する。3.5mmジャックをイヤフォンマイクとして利用可能な機種であれば、本機を利用可能だ。メーカーHPに動作検証リストも掲載されている。

スタンド部のスマホを設置する部分は斜めに角度がつけられており、画面を操作しつつ、受話器を使って自然な姿勢で会話をすることが可能。Skypeなどのアプリを使えば、スマホはスタンドに装着したままで「テレビ電話」を楽しめるというわけだ。なおスタンド部には滑り止めのシリコン樹脂パッドが貼り付けてあり、スマホが滑り落ちないようになっている。

本シリーズはすでに本体色シルバーのPSDS2-SVが発売済みだったが、今回新たにピンク（PSDS2-PK）がラインナップに加わった。「やっぱり受話器があったほうが話してる気がする」というレトロなあなたにオススメだ。

・プロテック スマートディスプレイスタンド2 ピンク PSDS2-PK
・プロテック スマートディスプレイスタンド2 シルバー PSDS2-SV