5GB無料のオンラインストレージサービスIDriveのインターフェイスは10年以上時代遅れ

オンラインストレージサービスは競争が激しい。最近ではMozyというオンラインストレージサービスが容量無制限だった定額有料サービスを終了したりと、ビジネスモデルに無理が出てくる企業もある。IDriveはインターフェイスに無理があった。モダンなデザインを一切排除し、アカウント登録には手間をかけ、Windows用のソフトの見た目は古臭くアイコンが汚い。10年以上時代遅れのインターフェイスなのだ。自分の大切なデータを預けるところとしてはこのような状況では信頼性も揺らぐし、ユーザーは獲得できないだろう。ユーザーが獲得できないとなると、Mozyのようにサービスを終了したりする結果となる(Mozyはヘビーユーザーを集めすぎた)。

2011-11-21_0135122011-11-21_013520まず、Sign up for a free remote backup accountからアカウント情報を入力する。今の時代はメールアドレスとパスワードだけで登録を完了させる所が、苗字、名前、ユーザー名、メールアドレス、パスワード、認証コードを要求してくる。かなり面倒だと感じるはずだ。登録後にWindwosクライアントをダウンロードすることになる

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ソフトインストール後は、アカウントを入力してログイン。ログイン後衝撃をうけるのが、インターフェイスのひどさ。アイコンは小さく汚い。バックアップソフトというよりは情報を搾取するソフトのようにも感じる。

20111121-01353820111121-014319アプリはどうだろうか。まずログイン画面しか用意されておらず、アプリからはサインアップすることができない。ログインすると、Cドライブが表示される。これはパソコン側のアップローダーを使ってデフォルトの設定をアップロードした場合に表示される階層で。Cドライブ→Users→マイドキュメント…と進まねば同期されているファイルにたどり着くことは出来ない。アプリの動作も重く、使い勝手も悪い。

あんスマはこんなガッカリ感を新しいユーザーに感じて欲しくないから、DropboxSugarSyncBoxなどを使うのが賢明だと断言する。

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2011年11月24日20時55分 公開 | カテゴリー: ファイル管理 | キーワード: | Short URL
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