一風変わった画面で人目を引きたい人などは、ホームアプリを「Launcher 7」に変えてみよう。Windows Phone 7のホーム画面のように、縦2列のタイル状にアプリのショートカットやウィジェットが配置される。タイルの色を変更したり画像を貼り付けるなど、見た目を柔軟にカスタマイズできるので、個性的なホーム画面を構築できるぞ。
アイコンが大きいので、ほかのホームアプリのアイコンは小さすぎてタップしづらいと感じている人にもオススメだ。
しかし、一画面に表示されるアイコンの数が少なく、ブックマークなどのショートカットも設置できないという難点がある。
タップすることで登録しておいたショートカットの一覧を表示できる「SiMi Folder Widget」などのウィジェットを導入して補うといいだろう。

・Launcher 7
・SiMi Folder Widget

Launcher 7のタイル画面にアプリを配置する

Launcher 7は、このようなタイル状にアプリ起動アイコンが配置される。

画面を左にフリックするとドロワーに相当する画面に切り替わる。

ドロワーでメニューボタンを押し、「Filter applications」を実行すると、このような画面に切り替わり、チェックを入れたアプリはドロワーに表示されなくなる。使わないプリインストールアプリや、ドロワーからは起動する必要のないアプリを非表示にするといいぞ。

メニューの「Launcher 7 Settings」では、背景画像やタイルのデフォルトの色などの設定を行える。

ドロワーのアプリをロングタップし、メニューの「Pin to home screen」を実行すれば、メイン画面にタイルとして追加できる。

タイルの設定画面では、「Tile size」で1×1の正方形か、縦長、横長のいずれかのサイズを選択できる。

縦長や横長を選択した場合は、「Icon」を「Custom icon」に変更し、「Custom icon options」からタイルに表示する画像の設定を行おう。

「Bitmap type」で「Bitmap from SD card」を選択し、ファイル選択アプリで画像ファイルを選択しよう。画像はタイルの大きさに合わせて伸縮されるので、タイルと同じ縦横比の画像を指定する必要がある。タイルの1マスのピクセル数は「画面の横のピクセル数÷2－54」ピクセル、縦長や横長のタイルの長辺のピクセル数は「画面の横のピクセル数－95」ピクセルになっているようだ。

このように、メイン画面にタイルが追加されるぞ。

タイルをロングタップすると編集モードになり、ドラッグ指定地を移動できる。左上のボタンでは画像などのオプションを修正でき、右上のボタンでタイルを削除できる。

タイルのオプション画面では、キャプションや背景色、画像の変更などを行える。

SiMi Folder WidgetでLauncher7にフォルダを追加しよう

ドロワーなどからSiMi Folder Widgetを起動したら、メイン画面で「Shortcuts」をタップしよう。

登録済みショートカットの一覧画面に進むので、「Add shortcut」を押そう。

ホームアプリのショートカット追加メニューと同じようなメニューが表示されるので、ショートカットの種類を選択し、種類ごとの設定を行なって、ショートカットを登録しよう。

次に、メイン画面の「Folders」で作成済みフォルダの一覧に進み、「Add Folder」を実行する。

「Foldername」に表示名を入力し、「FolderType」を「Combined Folder」にして、「Widget Settings」や「Launcher Settings」で見た目を設定し、画面上部の「Save」でフォルダを作成しよう。

次に、フォルダ一覧でフォルダを選択して編集画面に進み、「Add」を押してアイコンの登録を行なおう。先ほど登録したショートカットを追加するには、種別のメニューで「Shortcut」を押せばいい。

登録されたショートカットの一覧が表示されるので、このフォルダに表示したいものにチェックを入れて「Save」を押そう。

「Sorting」では、並び順を変更できる。アイコンの部分しかドラッグできないことに注意しよう。「OK」を押せば変更が保存される。

SiMi Folderにフォルダを登録したら、Launcher7のメニューの「Add spesial tile」からウィジェットの追加を行おう。

タイルの種別で「Widget tile」を選択しよう。

「SiMi Folder 1×1」を選択する。

作成したフォルダの一覧が表示されるので、配置したいフォルダを選択しよう。

タイルの設定では、「Use real widget views」にチェックを入れておこう。「Tile size」では1×1か2×1を選択できるが、SiMi Folderの場合は1×1のままでいい。

このようなフォルダアイコンのタイルが追加され、タップすると登録されたショートカットの一覧がポップアップ表示されるぞ。デフォルトのアイコンが白いので、Launcher7との親和性もバッチリだ。