不要プロセスを素早く強制終了したければウィジェット対応の「Memory Task Cleaner II」がオススメ

MemoryTaskCleaner2Androidでは、閉じたアプリがバックグラウンドで実行され続けてメモリを占有することがあるが、空きメモリが少なくなってくると重要度の低いアプリのプロセスを自動終了するタスク管理機能が備わっているので、メモリ不足による不具合は起きにくい。
だが、自動終了の実行タイミングやアプリの優先順位を設定できないため、メモリ消費の多いアプリを起動してから自動終了処理が始まって動作が重くなったり、後で使うつもりだったアプリが先に終了されてしまったりすることがある。Androidをより快適に利用したければ、タスクキラーアプリを導入して、自分で不要プロセスを終了させよう。
素早く不要プロセスを終了したい場合にお勧めのタスクキラーは「Memory Task Cleaner II」だ。ホーム画面にウィジェットを設置すれば、タップ1回で不要プロセスを一括終了できる。終了されたくないアプリは、あらかじめ除外リストに登録しておこう。メモリを多く必要とする作業をする前に一括終了を実行しておけば、作業中に自動終了処理が働いたり、後で使うアプリを勝手に終了されてイラつくことが減るぞ。

memorytaskcleaner_001Memory Task Cleaner IIを起動すると、このようなプロセスリストが表示される。項目をタップするとチェックボックスがONになり、下部のボタンで強制終了、除外リストへの登録、自動終了リストへの登録を行える。

memorytaskcleaner_002なお、現在の所プロセスのメモリ使用量の表示はできないので、メモリを無駄に食っているアプリを特定したければ、端末設定の「アプリケーション」→「実行中のサービス」などを確認しよう。

memorytaskcleaner_003上部のタブ「Ignore」や「Auto-Kill」を選択すれば、除外リストや自動終了リストの内容を確認し、選択項目を「Remove」で登録解除できる。

memorytaskcleaner_004「Settings」を押せば、このような設定画面が表示される。定期的に自動終了リストに登録したアプリを終了させたければ、「Enable Auto-Kill」にチェックを入れておこう。

memorytaskcleaner_005ウィジェットを設置するには、ホーム画面のロングタップメニューなどからウィジェットの追加操作を行い、「Memory Task Cleaner II」を選択しよう。

memorytaskcleaner_006設定画面が表示されるので、「Widget」のセクションでオプション設定を行おう。「Always Show Controls」にチェックを入れておくと、ツールバーボタンが常時表示されて使いやすくなる。端末のバックボタンなどで設定画面を抜けると、ウィジェットが設置されるぞ。

memorytaskcleaner_007ウィジェットには起動中のプロセスのアイコンが表示され、タップしたプロセスを強制終了させられる。下部のツールバーでは、Wi-FiのON/OFF、設定画面の表示、除外リストにないアプリの一括終了、プロセスリスト画面の表示、一覧の更新が行える。

Memory Task Cleaner II

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2011年11月14日17時53分 公開 | カテゴリー: チューンアップ | キーワード:, | Short URL
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