初心者に多い質問「スペックの本体メモリにあるROMとRAMの違いは?」

specRAMROM

パソコンに慣れている人ならば、「ROM」といえば、CD-ROMやDVD-ROMもしくは掲示板に書き込むことなく情報をひたすら閲覧する人(Read Only Member)を連想してしまいがちだが、スマホ用語では、ROMとは本体メモリの中でユーザーが書き換え不可能な領域を指す。ROMには、OSやシステム関連、プリインストールアプリなどのデータが保存されている。一方のRAMはアプリの保存および動作や、データの一時的保存に使われる書き換え可能な領域だ。

したがって、調子に乗っていろんなアプリを追加すると、アプリを動作するためのRAMの領域がどんどん少なくなってしまう。そうすると、重いアプリが動作しない、同時に起動できるプログラムの数が減るなどの現象が起き、スマホ自体の動作が遅くなることにもつながるのだ。スマホの動作が重くなったら再起動をかけるといいのは、再起動によってRAMのデータをクリアすることができるからだ。

RAM容量は、現在出回っている端末では、512MBが主流で、中には768MBの容量を持つものもある。もちろん、512MBを下回るものもある。アプリをたくさん使うという人は、RAM容量が大きい端末を選んだほうがいいだろう。

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2011年09月08日13時39分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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